ここから本文です。
平成9年全国物価統計調査 結果の概要〔大規模店舗編〕
1 業態別の店舗分布
- スーパーの割合は西日本で高く、量販専門店は東日本で高い。
- ディスカウント販売の割合は東日本で高い。
(1) 都道府県別に大規模店舗に占めるスーパーと量販専門店の割合をみると、スーパーの割合は高知県58.4%、岡山県53.1%、三重県52.6%と西日本で高く、量販専門店の割合は群馬県48.7%、茨城県41.5%、宮城県39.4%と、東日本で高くなっている。
図1-1 スーパーの割合 |
図1-2 量販専門店の割合 |
量販専門店:特定の商品を専門的に扱い豊富な品揃えをしている店舗
(2) 大規模店舗(百貨店、生協、その他を除く)の中で「ディスカウント販売」を経営戦略としている店舗の割合をみると、沖縄県40.8%、北海道、茨城県がともに39.0%、群馬県38.2%、栃木県37.9%と、東日本を中心に高くなっている。
図1-3 ディスカウント販売している店舗の割合
今回の調査では、調査店舗が低価格販売を主な経営戦略とした、いわゆる「ディスカウント販売」をしているか否か、店舗の経営者又は代表者の判断により回答してもらった。