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統計研修受講記(平成26年度 No.4)

特別コース「統計オープンデータ利用コース」を受講して

長野県駒ヶ根市 総務部企画振興課情報統計係 小原 章史


 私が所属している情報統計係では、主に庁内システム管理と統計事務を所管しています。

 当市では、以前から統計情報の活用が課題となっていることと、平成26年度中にオープンデータ推進宣言を行う計画をしていたことから、本研修に参加させていただきました。

 研修の内容について簡単に紹介させていただきますと、まず「統計におけるオープンデータと我が国のオープンデータ戦略」では、なぜ今政府がオープンデータに取り組んでいるのかといった背景や目的を再確認するとともに、行政機関として具体的にどんな活用シーンが想定されるのか、政府における統計分野ではどんな取組を行っているのかを学びました。

 「政府統計の総合窓口(e-Stat)による統計データの利用について」・「APIの使い方、新しい高度利用」では、e-Statの開発経緯や概要、利用方法のほか、最新データを自動的に取得可能でWebサイトなどへ組み込み可能なAPIの概要、活用事例などを学びました。APIは,実際にはプログラミングを要する話でしたが、オープンデータに当たっては「今後の継続性を担保するため、公開データの作成に関する職員の負担を極力減らしたい」と考えていたため、非常に参考になりました。

 「統計GISの使い方、地図による小地域分析」では、津波に対する避難計画の拠点分析」の実習、具体的にはジオコーディングで地図上に取り込んだ避難所地点を中心に同心円や到達圏を設定し、避難所のキャパシティと避難が想定される住民数を比較し、需要と供給のバランスを分析する実習を通じて、基本的な使い方や政策決定の裏付け根拠を作り上げる方法を学ぶことができました。当市でも、例えば保育所整備計画の分析や、ごみ集積所の最適化分析などに活用できると思いました。

 「オープンデータ利活用の方向」では、データを利活用できる「環境の整備」だけではなく、「人材の育成」も必要という観点から、今後開講するオンライン講座「社会人のためのデータサイエンス入門」の紹介などがありました。実際オンライン講座を受講してみて、今まで知っているようで実は正確に理解できていなかった統計学の基礎やデータの見方を学ぶことができ、職場での資料の見方が変わりました。本講座については、6月現在では新規登録ができないようになっているのが残念ですが、今後も役立つgaccoの講座がありましたら、職員研修の教材として庁内に紹介していこうと思います。

 本研修を受講後、平成27年1月末に無事にオープンデータ推進宣言を実施できたことが何よりの成果であり、今後は庁内でのjSTAT MAPの活用やAPIの利用などを検討していきたいと思います。

≪こまがねオープンデータライブラリ≫
http://www.city.komagane.nagano.jp/index.php?f=&ci=10850&i=15536別ウィンドウで開きます。

 最後になりますが、熱心に御教授くださった先生方、研修環境に御配慮くださった事務局の方々にこの場をお借りして心より厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。

(統計調査ニュース 平成27年7月号より)

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