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統計研修受講記(平成25年度 No.3)

特別講座「政策と統計」を受講して

八王子市福祉部高齢者いきいき課 増田 妙子


  私が所属している高齢者いきいき課は、高齢者に係る施策の企画及び調整、老人クラブを始めとした高齢者の活動支援、介護予防、介護保険施設等の整備、地域密着型サービス事業者の指定などの業務を所管しています。いわゆる統計を専門的に扱う部署ではありませんが、高齢者計画・介護保険事業計画の策定に当たり、実際の業務にいかすことができる統計の知識を身に着けたいと思い、本研修に参加させていただきました。

  統計についての基礎知識が乏しい私は、 受講するまで不安な気持ちを抱いていましたが、講師の方々の分かりやすく興味深い講義の数々を受講し、4日間の研修を終える頃には、難しいと思い込んでいた統計がより身近に感じられるようになりました。

  「政策形成における統計の役割」では、地域における社会の情報基盤である統計の持つ意義やその果たす役割を、政策形成との関わり合いの中で考察していくことの重要性を学びました。その中でも特に印象的だったのが、庁内シンクタンクとしての役割を果たす岐阜県の庁内ワーキンググループの事例です。庁内各部署の30歳代の若手職員を中心に構成され、様々な統計データを活用しながら現状を分析するとともに、岐阜県の未来像や課題を研究し、政策の方向性を考察していくという取組に感銘を受けました。課題を捉える問題意識や政策立案能力の向上、庁内外への発信力、人材の育成など、行政に求められる統計の利活用の在り方であると感じました。

  急速に高齢化が進む中、支援を必要とする高齢者が、住み慣れた地域で自分らしく暮らし続けていくためには、医療・介護・予防・住まい・生活支援が一体的に提供される「地域包括ケアシステム」が必要です。システムの構築・展開を図るには、市民や介護サービス事業者等の現状並びにニーズを把握する必要があり、本市においても、その基礎資料とするための各種アンケート調査を実施しています。

  研修では、調査の企画や設計等のアンケート調査の基本に加え、クロス集計や散布図といった分析方法なども実践的に学ぶことができました。これにより、データの見方や捉え方が明確になり、調査結果をどのように計画や施策に反映させていくかなど、データの活用方法を様々な角度から具体的にイメージできるようになりました。現在の業務に直結する知識を学べたことは、私にとって非常に大きな収穫です。

  「政策と統計」というテーマの下、期待していた以上に数多くのことを学ぶことができ、大変有意義な研修でした。本研修を通じて、様々な分野において利活用されている統計に触れ、統計の面白さを実感しました。

  最後になりますが、熱心に御講義いただいた講師の方々、研修環境に御配慮くださった事務局の方々に、この場をお借りして心より厚く御礼申し上げます。

(統計調査ニュース 平成26年7月号より)

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