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統計研修受講記(平成25年度 No.1)

特別講座「一般職員課程(6月)」を受講して

沖縄県石垣市企画部企画政策課 宮良 賢哉


  私は、市の統計担当職員として各統計調査に係る事務や、本市の統計資料の作成を主に行っております。今回の研修へは、より深く統計について学び、自身の業務にいかしていきたいという目的で参加しました。

  研修では、我が国における統計にまつわる様々なエピソードや統計法について体系的に学ぶことができ、統計担当職員として非常に実務に役立つものでした。

  また、経済における統計データの重要性や使い方、現代社会が抱える少子高齢化や雇用・失業の諸問題についても、統計学に基づいて知ることができました。

  どの科目もとても興味深い講義でしたが、その中でも特に印象に残っている科目が「人口問題と人口統計」と「統計学入門」です。

  「人口問題と人口統計」では、人口基本構造(性・年齢別人口)からなる人口変動、人口増加率についての計算方法、人口ダイナミクスの定義等について理解できただけでなく、将来人口推計により、50年後の2060年には日本の人口が現在よりも約5000万人も減少し、国家の危機にひんするという驚がくの事実に危惧しました。

  「統計学入門」では、講師の渡辺美智子先生の非常に分かりやすい講義を聞き、近年の統計に対する注目度の高さをうかがい知り、日本における統計教育の在り方について考えさせられました。

  渡辺先生の講義で身をもって感じた統計学の面白さを、もっと沢山の方に聞いてほしい、知ってほしいという強い思いが生まれ、研修を終えた数日後に統計研修所に御相談し、渡辺先生を御紹介していただきました。

  そして、今年8月には渡辺先生を講師にお招きして、本市にて市民を対象とした特別講演会『21世紀型スキルと呼ばれている統計学の真実』を開催し、多数の市民の皆様に御来場頂きました。また、そのような御縁から、今年11月には本市にて日本統計学会統計教育委員会主催による石垣統計国際会議が開催されます。

  今回の研修を通して感じたことは、専門的に研究していくことが求められている分野ではありますが、市町村職員の立場として『統計』という存在についてもっとポピュラリティーを持たせないといけないという使命感です。統計の重要性や面白さを多くの方が共有することで、各統計調査において、調査対象者からのより良い反応や数値データが得られるだけでなく、統計を取り巻く様々な環境の向上にもつながっていくものと信じています。

  最後に、今回の特別講座にて講義をしていただきました講師の方々、統計研修所の皆様には、とても充実した内容であったことに大変感謝しております。どうもありがとうございました。

(統計調査ニュース 平成25年11月号より)

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