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統計研修受講記(平成23年度 No.5)

本科(第113期)を受講して

総務省統計局統計情報システム課  飯嶋 咲也


  私は平成22年4月に総務省統計局に入局し、統計情報システム課に配属となりました。入局前は統計とはほとんど縁がなかったので、業務で接するに当たり、統計についてきちんと学びたいと思い、本科を受講させていただきました。

  本科では、「記述統計」や「推測統計」などの統計学の科目と、「経済分析基礎理論」や「消費・物価分析」などの統計を具体的に利用するための科目、「統計調査」や「標本調査」などの統計調査を実施するための科目と、多彩な科目を3か月の長い期間にわたり、しっかりと御講義いただきました。

  知識を身に付けるだけではなく、学んだことに基づいて実践する時間も多く持たれました。「統計調査」では、講義の後半に5〜6名のグループで統計調査を設計する実習を行いました。 調査の目的、調査の方法、標本設計、調査項目、調査票、結果表様式などを検討し、統計調査の企画の流れを体験することができました。調査の目的の達成と、調査客体に回答してもらえるようにすることの両立が難しく、調査項目の決定や調査票の作成には随分時間が掛かりました。発表では他グループからの質問を受け、教官の講評をいただき、より良くするための改善点を得ることができました。 グループ実習の間、教官から適切なアドバイスを多々いただき、調査目的に沿った調査項目や統計表様式を設定することなど、調査設計の際に気を付けるべきことを学ぶことができました。

  「個人研究」では、講義を聴く科目とは別に時間が設けられ、研修生それぞれが自分でテーマを設定し、公表されている統計データを利用して、仮説を立て、分析し、結果をレポートとしてまとめ、15分間の発表まで行いました。漠然と抱いていた問題から仮説を立て、それに関連するデータを集め、他の科目で学んだ手法を用いながら分析し、結論付けることを通じて、統計データの重要性を改めて感じました。 統計的思考の基本を身に付けることができたと思います。また、他の研修生のレポートは目的やアプローチが多様で、発表を聴くことで様々な問題を統計で分析できることを知りました。結論から新たな課題が見付かったり、より深く分析すればもっと違った結果が得られそうだと気付いたり、「個人研究」を通じて視野が広がりました。

  科目別の試験もあり、グループ実習や個人研究でのレポート作成・発表もあり、3か月では足りないくらい大変密度の濃い、充実した研修でした。

  最後になりましたが、本研修で講義・指導をしてくださった先生方、お世話になりました統計研修所の皆様、また研修に参加する機会を与えてくださった皆様に心から御礼申し上げます。

(統計調査ニュース 平成24年4月号より)

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