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統計Today No.13

皆さんは「統計の日」を御存知ですか?

総務省政策統括官(統計基準担当)室統計企画管理官 會田 雅人


平成21年度「統計の日」ポスター

 平成21年度「統計の日」ポスター


  10月18日は「統計の日」です。この日は、国民の皆さんに、統計の重要性や、統計調査に対する協力の必要性を御理解いただくことを趣旨として、昭和48年に制定されました。今回の「統計Today」では、「統計の日」の意義、外国の「統計の日」、皆さんにも気軽にお越しいただける「統計の日」関連行事などについてお話しさせていただきます。


1.「統計の日」が10月18日になったのはなぜ?

 統計の日は、1973年(昭和48年)7月3日の閣議了解により、制定されました。なぜ10月18日なのか?というと、1870年(明治3年)9月24日(新暦10月18日)に、府県物産表に関する太政官布告が公布されたからです。府県物産表というのは府県ごとに米麦などの農産物、海産物や木材、鉱業生産物など29種類の産業製品について、その生産高を調査して集計したものです。このような重要な統計の作成の第1回目が行われた日を記念してという意味があります。

 なお、我が国では、戦前にも二つの県で「統計の日」が定められていました。和歌山県(昭和10年以降)と三重県統計協会(昭和12年以降)では、5月10日をそれぞれ「統計の日」と定めました。この5月10日は、大隈重信内閣の「統計の進歩改善に関する件」(大正5年内閣訓令第1号)が発せられた日です。


2.「統計の日」を制定した意義は?

 昭和48年の「統計の日」の制定に当たり、その背景事情が説明されています。要約すると、(1)社会経済の発展に伴い、統計整備が重要になってきていること、(2)このため統計調査も複雑・高度化してきているが、国民の皆さんの統計調査の重要性に対する一層の御理解と御協力が必要であること、の2点になります。

 このような事情は今日の事情に照らしても当てはまります。国・地方自治体の運営や、国民の皆さんの活動のために正確な統計は大切なものであることは言うまでもありません。正確な統計を作成するためには、統計調査において皆さんに漏れなく正確な回答をしていただく必要があります。しかし、最近ではプライバシー意識の高まりなどにより、統計調査への協力が得にくい状況にあります。「統計の日」制定の趣旨への理解、関連の事業などを通じて、統計調査に関して国民の皆さんの御理解・御協力を頂くことは従来にも増して必要不可欠となっています。


3.「統計の日」は外国にもあるのか?

 国によっては、「統計の日」ではなく、「統計週間」などが制定されているなど違いはありますが、外国でも制定されています。ここでは、インド、ドイツ、アフリカの例を見てみることにします。

(1)インド

2007年6月5日に、毎年6月29日を「統計の日」と制定し、国民、特に若い世代に対して、統計に対する認知を構築することを目的として、国を挙げて祝う日としています。

この日は、世界的に有名なインドの数理統計学者である故プラサンタ・チャンドラ・マハラノビス教授の誕生日(1893年6月29日)にちなんで制定されました。マハラノビス教授は、統計の識見を生かして、インドの政府統計の整備を通じて経済計画の策定などに貢献したため、この日が「統計の日」として制定されたものです。


(2)ドイツ

ドイツでは、1928年以来毎年、ドイツ統計学会及びドイツ都市統計家協会が中心となって「統計週間」の行事が催されます。この行事は、統計に関する学術的な会議が中心であり、各都市の持ち回りで会議が開催されてきました。2009年はドイツ人口学会も参加して、2009年10月5日から8日まで、ルール地方南部の、北ライン・ウェイストファリア州のWuppertalで開催されます。今年の共通テーマは「選挙」であるとのことです。ドイツの場合、日本のように官庁統計に対する理解、協力を醸成するというより、大規模な学会で、学術研究の面が強いと考えられます。


(3)アフリカ

1990年の第16回アフリカ経済計画・開発担当大臣会合において採択された「1990年代におけるアフリカ統計開発のためのアジスアベバ行動計画」の中で、社会・経済生活のすべての局面において統計が果たす重要な役割を広く認識してもらうことを目的として、毎年11月18日を「アフリカ・統計の日」とすることが決められました。アフリカの多くの国でこの日にイベント等を行っているようです。


 なお、外国ではありませんが、国際連合の動きも併せて紹介します。国連では、世界各国において統計に対する理解・支援が広まるよう、1997年以来、各国で「統計の日」を制定することを推奨しています。これを受けて「統計の日」を制定する国も増えてきています。また、最近では、「世界統計の日」を設ける動きも出てきています。世界各国の「統計の日」、「統計週間」、「統計月間」の最新の情報は、下記のサイトで見ることができます。

 http://unstats.un.org/unsd/dnss/statistics_day/Statistics_Day.htm別ウィンドウで開きます。 (英語サイト)


4.「統計データ・グラフフェア」や「統計フォーラム」に来てみませんか?

 「統計の日」を中心として、統計データ・グラフフェアの開催など関連する行事、ポスター用の標語の選定などが行われています。「統計データ・グラフフェア」や「統計フォーラム2009」は気軽に見ることができます。皆さんが気軽にお越しくださるのをお待ちしています。


(1)「統計データ・グラフフェア」の開催

  •  期間:10月10日(土曜日)から12日(月曜日)まで
  •  場所:東京都 新宿駅西口広場イベントコーナー
  •  内容:統計グラフコンクールの入賞作品の展示、統計資料の展示、パソコンソフトのデモなど

(2)「統計フォーラム2009」の開催

  •  日時:10月23日(金曜日) 13時から17時まで
  •  場所:東京都渋谷区代々木3-25-3 あいおい損保新宿ホール
  •  内容:大内賞授与、統計グラフ全国コンクール入賞者表彰、第30回統計シンポジウム

(3)標語の募集

総務省では毎年、「統計の日」のポスターを作成しておりますが、ポスターに使用する標語は募集により選定しています。今年は、福島県須賀川市の統計調査員 五十嵐照男さんの作品「統計で、 住みよい国の 基礎づくり」が選ばれました。


 このほかにも、都道府県において地方統計大会の開催などが行われます。

(平成21年10月6日)


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