統計局採用情報

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「広く、深く学び続けたい」
そう思わせてくれる
統計の仕事

宮原 百合子

統計局統計調査部労働力人口統計室

宮原 百合子

国にしかできない仕事があるという
スケール感に強く惹かれた

入省したきっかけについて

私は大学で経済学を専攻しており、ゼミなどで統計に触れる機会はありましたが、統計データが提供されることを当たり前と思っていました。
就職活動時に、他省庁の統計に関する不適切事案がニュースになった際に、統計は勝手に出来上がるものではなく、様々なプロセスを経て作られていることに気付き、統計に携わる仕事を選択肢のひとつとして検討するようになりました。
調査会社などの民間企業も検討しましたが、最終的には国ならではのスケールに惹かれて、入省しました。
統計局では、国勢調査をはじめ特に重要な統計を作成しており、「国にしかできない仕事がある」と感じています。

仕事の様子
仕事の様子

自分の仕事が多くの人に届いている
事が、やりがいや達成感に繋がる

現在担当している業務と
そのやりがいについて

私は「労働力調査」の公表業務を担当しています。労働力調査は、日本の雇用の状況を明らかにする調査で、毎月実施しています。
「就業者数」や「完全失業率」などの調査結果は、景気判断や雇用対策に活用されており、私は調査結果の公表に向けた資料作成や結果に関する問い合わせへの対応をしています。
調査結果を利用される方は、民間企業の方やマスコミなど多岐にわたります。公表した結果は、新聞やニュースに取り上げられることもあり、自分が携わった仕事が多くの人に届いていると実感できることは、大きなやりがいや達成感につながっています。

仕事の様子

「統計」を多角的に
様々な視点で見てみたい

これから挑戦したいことや、今後の展望について

現在は、労働力調査の業務をしていますが、以前は、「経済センサス-活動調査」という5年に一度行われる事業所・企業に関する調査の公表業務を担当していました。
調査内容や方法は異なりますが、同じ基準や用語を使うことがあります。
当時は深く理解しきれていなかった部分もありますが、業務が変化していく中で、点と点が繋がるような瞬間があり、理解度や視点が広がります。そのようなタイミングでは、直接的に自身の成長を感じます。
現在担当している公表の業務は一番利用者の方に近いところですが、今後も知見やスキルを深めていく上で、さらに統計の川上の部分(例えば、調査の企画設計や集計業務など)に
チャレンジしていく中で、統計を多角的に様々な視点で見てみたいと思っています。

仕事の様子

広い視野を持つ事が、
統計の仕事に役立つ

受験者へのメッセージ

私自身、就職活動時には民間企業や別業種など、広い視野を持って幅広く比較検討をしました。
統計局では、民間企業や自治体の方と仕事をすることがあるため、就職活動時に様々な業界・業種に触れた経験が現在の業務にも役立っていると感じることがあります。
統計を取り扱う仕事にご興味があるのであれば、統計が活用されている様々な業界や業種の話も聞いて比較検討し、楽しみながら就職活動をしていただきたいです。
その上で統計局での仕事を選択された場合は、必ずプラスの影響があると思っています。

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