統計局採用情報

ここから本文です。

成長を積み重ねていく中で
担当する国勢調査

吉田 敦史

統計局統計調査部国勢統計課課長補佐

吉田 敦史

報道されているデータは
統計局が作っている

入省したきっかけについて

私は、就職氷河期と呼ばれる時代にちょうど就職活動をしていました。
当時、失業率などを始めとした様々なデータがニュースなどで取り上げられており、それらは統計局が調査・集計して公表をしているデータでした。
私は、社会情勢などの報道自体よりもその根拠となっているデータ、そしてそのデータを作っている組織に興味を持ちました。
その後、業務説明会に参加し、実際の統計局の雰囲気や業務について知っていく中で、単なる興味関心が「この仕事をしたい」という確信に変化し、入省しました。

仕事の様子
仕事の様子

全国民を対象とした
大規模なプロジェクトを通して
感じるやりがい

現在担当している業務と
そのやりがいについて

私は、国勢調査を担当しています。国勢調査は、我が国に住んでいるすべての人と世帯を対象とする国の最も重要な統計調査です。
国勢調査から得られる様々な統計は、国や地方公共団体の政治・行政において利用されるほか、民間企業や研究機関でも広く利用されており、そのような利用を通して国民生活に役立てられています。
国勢調査は、統計局の職員のみでなく全国の自治体の職員の方々と一緒に作り上げる大規模なプロジェクトで、その中心的な場所で仕事ができることがやりがいのひとつです。
また、国勢調査の検討段階では、関係する自治体の意見を踏まえた改善や見直しを行っていくのですが、自治体の職員の方から「この見直しはありがたい」といった言葉を直接聞けるときもやりがいを実感します。

仕事の様子

成長の機会が積み重なっていく環境

仕事を通して感じる成長について

入省から約20年が経ちますが、入省当時を振り返ると、当時は何もできなかったなぁと思います。
実務を通して、知識のインプットやスキルを身につける中で、今では国勢調査を担当するにまで至りました。
統計局だと2~3年に1回は部署異動があるのですが、様々な部署を異動する中でも、それまでに在籍していた部署での経験を応用して活かせる機会が多くあり、成長が積み重なっていくように感じています。

仕事の様子

不安は現場の話を聞いてみることで
解消につながる

受験者へのメッセージ

就職活動時は、「本当に統計の仕事が自分に務まるのか?」といった、不安を抱えている方もいるかもしれません。
実際に私自身も、入省前から統計に関する知識が豊富だったわけではなく、同じような不安を抱えていました。
しかし、統計局での仕事は実際の業務を通じて知識やスキルを身につけることができ、個人個人が業務を通して成長していきますので安心してください。
漠然とした不安は、官庁訪問や業務説明会で、統計局の職員から仕事の話を聞いたりすることで解消されることもあるので、統計局の仕事に興味がある方は、まずは気軽に話を聞きに来てください。

試験区分Test category