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平成14年全国物価統計調査 結果の概要〔大規模店舗編〕
2 業態による価格差
- スーパーでは衣料品が安く、ドラッグストアではコーラ、胃腸薬、シャンプーなどが比較的安い。
(1) 総数(大規模店舗全体)の平均価格より10%以上安い品目及び10%以上高い品目を業態別にみると、表2-1のとおりである。
「一般小売店」では、食料品を中心に安い品目が見られるが、一部には高い品目もある。
「スーパー」では、特に衣料品が安い傾向にある。「写真現像・焼付代」は高い。
「量販専門店」では、食料品、衣料品の一部で安い品目がみられる。
「百貨店」では、多くの品目で最も高くなっている。
「生協」では、「牛肉ロース(国産)」が安いが、食料品の一部で高い品目がみられる。
(2) 「ドラッグストア」については、10%以上安い品目及び10%以上高い品目はみられない。いくつかの品目について、その価格を「一般小売店」、「スーパー」及び「量販専門店」と比較すると、図2-1のとおりである。
「コーラ」、「胃腸薬」、「紙おむつ(大人用)」及び「シャンプー」が各業態の中で最も安いほか、「ミネラルウォーター」、「ティシュペーパー」及び「洗濯用洗剤」が「量販専門店」に次いで安くなっている。