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IV 高齢者の就業
4年連続で増加する高齢者の非正規職員・従業員
平成20年の高齢者のうち雇用者(以下「高齢雇用者」という。)は304万人(男:197万人、女:108万人)となっています。
高齢雇用者の雇用形態別の推移をみると、非正規の職員・従業員は153万人(男:93万人、女:61万人)となっており、平成15年(男女計:99万人、男:62万人、女:37万人)と比べて54万人増加(男:31万人増、女:24万人増)し、17年以降では4年連続の増加となっています。(図8)
非正規の職員・従業員153万人の内訳をみると、パート・アルバイトが92万人と最も多く、全体の6割を占めています。次いで、契約社員・嘱託が34万人となっており、全体の約2割となっています。(図9)
高齢雇用者のうち非正規の職員・従業員について、主な産業別の推移をみると、「サービス業(他に分類されないもの)」が45万人と、平成15年と比べ20万人増加となっています。また、「製造業」は22万人、「卸売・小売業」は21万人、「医療,福祉」は15万人と、いずれも8万人の増加となっています。(表4)