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家計調査平成14年平均結果の概況(詳細編)I-4.(2)
(2)非耐久財は4期連続の実質増加
財・サービス支出計の動きを四半期別にみると,平成14年1〜3月期まで4期連続の実質減少となった後,4〜6月期以降3期連続の実質増加となっている。
耐久財は,1〜3月期は,前年が家電リサイクル法施行前の駆け込み需要により家電製品への支出が増加したこともあり実質減少となった後,4〜6月期は自動車購入が実質増加となったことなどから大幅な実質増加となり,7〜9月期及び10〜12月期も実質増加となり,3期連続の実質増加となった。
半耐久財は,1〜3月期まで平成9年4〜6月期以降20期連続の実質減少となった後,14年4〜6月期に被服及び履物が実質増加となったことから実質増加となったが,7〜9月期及び10〜12月期と再び実質減少となった。
非耐久財は,食料が増加傾向で推移したことなどから1〜3月期に8期ぶりの実質増加となった後,4〜6月期,7〜9月期及び10〜12月期も実質増加となり,4期連続の実質増加となった。
サービスは,1〜3月期まで5期連続の実質減少となったが,4〜6月期,7〜9月期及び10〜12月と移動電話通信料が実質増加となったことなどから3期連続の実質増加となった(表10)。