ここから本文です。
7-5 高齢者等のための設備工事
高齢者のいる主世帯のうち高齢者等のための設備工事を行った割合は15.7%
持ち家に居住する主世帯(3032万世帯)について,平成16年以降の高齢者等のための設備工事の状況をみると,「工事した」が303万世帯で,全体の10.0%となっている。このうち,高齢者のいる主世帯(1517万世帯)では,「工事した」が239万世帯で,全体の15.7%となっている。高齢者等のための設備工事を行った割合は,高齢者のいる主世帯が持ち家に居住する主世帯全体を5.7ポイント上回っている。
これを設備の工事状況別にみると,高齢者のいる主世帯は「廊下や階段の手すりの設置」が7.2%,「屋内の段差の解消」が2.2%,「浴室の工事」が6.4%,「トイレの工事」が7.8%などとなっており,いずれも持ち家に居住する主世帯全体(それぞれ4.5%,1.5%,4.1%,4.8%)を上回っている。
<表7−9>