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家計消費状況調査 平成14年 結果(IT関連項目)の概況
II 世帯属性別
二人以上の世帯
1 世帯主の年齢階級別
(1)インターネットが利用できる機器の保有状況
インターネットが利用できる機器を保有している世帯の割合を世帯主の年齢階級別にみると,30〜39歳が74.7%と最も多く,次いで40〜49歳が70.1%,29歳以下が67.4%の順となっており,70歳以上が22.3%と最も少なくなっている。また,利用できる機器の種類についてみると,30歳以上の各年齢階級ではパソコン・ワープロが最も多くなっているが,29歳以下では移動電話機(携帯電話・PHS)が最も多くなっている。(表6,図6)
(2)調査月1か月間のインターネットの利用状況
調査月1か月間でインターネットを利用したことのある世帯員がいる世帯の割合を世帯主の年齢階級別にみると,30〜39歳が61.2%と最も多く,次いで40〜49歳が55.6%,29歳以下が55.3%の順となっており,70歳以上が13.4%と最も少なくなっている。また,商品・サービスの購入のために情報収集をした世帯員がいる世帯の割合も,30〜39歳が37.9%と最も多く,70歳以上が5.5%と最も少なくなっている。(表7,図7)
2 世帯主の職業別
(1)インターネットが利用できる機器の保有状況
インターネットが利用できる機器を保有している世帯の割合を世帯主の職業別にみると,会社などの役員が68.1%と最も多く,次いで雇用されている人が64.3%,自営業主・その他が46.8%の順となっており,無職が29.3%と最も少なくなっている。(表8,図8)
(2)調査月1か月間のインターネットの利用状況
調査月1か月間でインターネットを利用したことのある世帯員がいる世帯の割合を世帯主の職業別にみると,会社などの役員が55.0%と最も多く,次いで雇用されている人が50.0%,自営業主・その他が33.0%の順となっており,無職が18.9%と最も少なくなっている。また,商品・サービスの購入のために情報収集をした世帯員がいる世帯の割合も,会社などの役員が32.9%と最も多く,無職が9.1%と最も少なくなっている。(表9,図9)
3 年間収入階級別
(1)インターネットが利用できる機器の保有状況
インターネットが利用できる機器を保有している世帯の割合を年間収入階級別にみると,収入が多いほど割合が多くなる傾向がある。(表10,図10)
(2)調査月1か月間のインターネットの利用状況
調査月1か月間でインターネットを利用したことのある世帯員がいる世帯の割合を年間収入階級別にみると,収入が多いほど割合が多くなる傾向がある。また,商品・サービスの購入のために情報収集をした世帯員がいる世帯の割合も,収入が多いほど多くなる傾向がある。(表11,図11)
単身世帯
1 年齢階級・男女別
(1)インターネットが利用できる機器の保有状況
インターネットが利用できる機器を保有している世帯の割合を年齢階級別にみると,34歳以下が73.7%と最も多く,次いで35〜59歳が37.8%となっており,60歳以上が7.8%と最も少なくなっている。これを男女別にみると,男性が49.7%と女性の27.9%よりも多くなっている。また,利用できる機器の種類について年齢階級別にみると,34歳以下では移動電話機(携帯電話・PHS)が最も多くなっており,35〜59歳及び60歳以上ではパソコン・ワープロが最も多くなっている。(表12,図12)
(2)調査月1か月間のインターネットの利用状況
調査月1か月間でインターネットを利用したことのある世帯の割合を年齢階級別にみると,34歳以下が62.0%と最も多く,次いで35〜59歳が27.6%となっており,60歳以上が3.0%と最も少なくなっている。これを男女別にみると,男性が39.5%と女性の21.0%よりも多くなっている。また,商品・サービスの購入のために情報収集をした世帯の割合を年齢階級別にみると,34歳以下が34.1%と最も多く,60歳以上が1.1%と最も少なくなっている。これを男女別にみると,男性が24.2%と女性の9.2%よりも多くなっている。(表13,図13)
2 年間収入階級別インターネットが利用できる機器の保有状況
インターネットが利用できる機器を保有している世帯の割合を年間収入階級別にみると,収入が多いほど割合が多くなる傾向がある。(表14,図14)