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1999年12月31日付:統計局インフォメーション(NO.162)
総務庁統計局
平成11年12月31日
2000年の新成人は164万人
(平成12年1月1日現在)
1 新成人人口は164万人,総人口の1.29%
この1年間に,新たに成人に達した人口(平成12年1月1日現在20歳の人口)は,推計で164万人となっている。総人口1億2665万人に占める割合は1.29%となり,昭和62年に次いで低い水準となった。
男女別にみると,男性は84万人,女性は80万人で,男性が4万人多くなっている。
2 減少を続ける新成人人口
新成人人口の推移をみると,第1次ベビーブーム期(昭和22年から24年)に生まれた人が成人となった昭和43年から45年にかけて240万人前後(総人口に占める割合は昭和44年,45年の2.39%が最高)を記録したが,その後減少に転じ,昭和53年には152万人と最高値の約3分の2に減少した。昭和50年代以降、新成人人口は増加傾向で推移し,第2次ベビーブーム期(昭和46年から49年)に生まれた人が成人に達した平成4年から7年は再び200万人前後となったが,平成6年の207万人(割合1.66%)をピークに減少に転じ,12年は前年より6万人少ない164万人(割合1.29%)に低下した。
この新成人人口は,今後も減少を続け,平成17年(2005年)には150万人を下回り,22年(2010年)以降には120万人前後になるものと見込まれる。
注)数値は万人単位に四捨五入してあるので,男女の合計は必ずしも男女計に一致しない。
なお,総人口に占める新成人人口の割合は,それぞれ万人単位の数値で算出した。
図 新成人人口の推移
付表 新成人人口の推移
参考 新成人が生まれた昭和54年の主な出来事