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統計研究彙報 第74号 No.1
概要
タイトル
WHO works long hours?〜労働力調査及び社会生活基本調査のミクロデータを用いた長時間労働に関する分析
著者
長尾 伸一、野村 大輔、永井 恵子
刊行年月
2017年3月
要旨
本稿の目的は、近年、働く者の心身の健康確保、ワークライフバランス(仕事と生活の調和)、女性の活躍推進等の観点から関心が高まっている労働時間について、どのような個人が長時間労働になりやすいのかをその属性に関連して分析することである。本稿では、月末一週間の労働時間を把握することができる労働力調査、1日のうちどの時間帯に働いているのかを把握することができる社会生活基本調査の2つのミクロデータを利用することによって、職業などの雇用者の属性ごとに労働時間の状況を多面的に把握し、どのような個人が長時間労働になりやすいのか、その属性に関する分析を行った。
キーワード: 労働力調査、社会生活基本調査、労働時間、長時間労働、働き方改革、プロビット分析、裁量労働制、フレックスタイム制、交替制勤務
全文
【問合せ先】
- 総務省統計研究研修所研究開発課
電話: 03-5273-1288 mail:o-kenkyukan@soumu.go.jp