ここから本文です。
統計研究彙報 第66号 No.1
概要
タイトル
科学技術研究調査による企業の生産性の要因分析
著者
清水 誠
玉熊亜友美
刊行年月
2009年3月
要旨
本稿では、企業ごとの生産性を売上高とみなし、資本金、従業者数、研究費等から構成される生産関数を構築することにより要因分析を試みる。
このような実証分析は、1960年代から我が国のみならず広く諸外国や国際機関で数多く行われてきたことから、まずそれらの先行研究を概観する。
また、2003年から2007年までの科学技術研究調査の個票データをもとに、産業別に生産関数を構築し、最近の要因の特徴を明らかにする。
特に、科学技術研究調査が研究開発活動を明らかにする調査であることを踏まえ、研究費を無形資産とみなし、弾力性とタイムラグに着目する。
キーワード:科学技術研究調査、生産性、売上高、資本金、従業者数、研究費、タイムラグ、全要素生産性、 限界収益率
全文
【問合せ先】
- 総務省統計研究研修所研究開発課