近代日本を築いた統計
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17世紀のドイツでは、「統計」は国勢学として重要視され、「統計は国を医する」という考えが生まれた。1660年11月20日に、ヘルムステット大学で、コンリングが国家学の名の下に初めて統計学の講義をした。後のフランスでは、ナポレオンも統計の重要性に注目し、統計局を設立した。さまざまな事象を確率的にとらえる考え方からも、統計学がおこった。これが3つめの統計学の源流である。統計学は、これらの3つの流れがもとになっているの一方、大量のデータを分析し、出生・死亡など社会現象の中の規則性を見出すこと。これが2つめの統計学の源流である。ナポレオン・ボナパルト統計を重視し、統計局をつくる。死亡率の計算、それによる生命保険料金の算定などサイコロの出目の確率の調査詳しくは、18〜19ページを見てくださいね17世紀ドイツ18世紀フランス7

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