Japan Statistical Yearbook 2023
432/796

17 Environment 399産業廃棄物排出・処理状況調査 産業廃棄物排出・処理状況調査は、産業廃棄物の排出及び処理の状況を把握するため、昭和50年度から5年ごと、平成2年度以降毎年、環境省が実施している。この調査は、産業廃棄物排出量、再生利用量、中間処理量及び最終処分量等の処理状況について、都道府県別に調査しており、調査対象業種は、日本標準産業分類(第12、13回改定)を基に抽出した産業廃棄物の排出が想定される大分類18業種、対象廃棄物は廃棄物の処理及び清掃に関する法律に規定する産業廃棄物19種類としている。 一般廃棄物処理事業実態調査 一般廃棄物処理事業実態調査は、一般廃棄物処理事業及び一般廃棄物処理施設に係る実態調査を市区町村及び一部事務組合を対象に実施し、市区町村等ごとにごみの排出量等の基礎データを把握するため、環境省が毎年実施している。 公害苦情調査 公害苦情調査は、地方公共団体の公害苦情相談窓口が受け付けた公害苦情の受付状況や処理状況を把握することにより、公害苦情の実態を明らかにし、公害対策等の基礎資料を提供するとともに、公害苦情処理事務の円滑な運営に資することを目的として、公害等調整委員会が毎年実施している。この調査は、公害苦情件数調査と地方公共団体における公害苦情処理状況を平成6年度に一本化したものである。

元のページ  ../index.html#432

このブックを見る