Japan Statistical Yearbook 2023
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9 Mining and Manufacturing 267ため、内閣府が実施している。受注実績調査は毎月末、見通し調査は毎四半期末に郵送又はオンライン調査により行われている。調査は、主要機械製造業者を対象に、昭和60年現在でカバレッジが80パーセント程度となるように選定された企業で、調査を開始した62年4月における280社をベースにしている。 食品産業動態調査 食品産業動態調査は、農林水産省が食品産業の動向を把握するため、調査の企画・立案から調査の実施・分析に係る業務を一般社団法人食品需給研究センターに請け負わせて実施している。米、小麦、大豆等を原料とする加工食品の生産量等について毎月調査分析を行い、年度末には、当年における加工食品の動向について、その変動要因等に関する分析を行っている。 牛乳乳製品統計調査(基幹統計調査) 牛乳乳製品統計調査は、牛乳及び乳製品の生産に関する実態を明らかにするとともに、畜産行政に必要な基礎資料を得ることを目的として農林水産省が実施している。調査は、牛乳処理場及び乳製品工場並びにこれらを管理する本店又は主たる事務所を対象とし、全数調査の年別基礎調査と標本調査の月別調査により構成されている。 鉱工業指数 鉱工業指数は、鉱業・製造工業の生産、出荷、在庫動向や、生産能力・稼働率を表す指標として、経済産業省が毎月作成している。現行指数の基準時は平成27年、算式はラスパイレス型である。なお、各指数の品目及びウエイトは下記のとおりである。 生産・出荷指数 採用系列数は412品目、ウエイトは経済センサス-活動調査等を基礎データとしている。 在庫・在庫率指数 採用系列数は在庫292品目、在庫率285品目、ウエイトは経済センサス-活動調査等を基礎データとしている。 生産能力指数 主に経済産業省生産動態統計における品目別生産能力を用いており、採用系列数は141品目、ウエイトは経済センサス-活動調査等を基礎データとしている。 稼働率指数 主に経済産業省生産動態統計における品目別生産能力と生産量を用いており、指数採用品目数は141品目、ウエイトは経済センサス-活動調査等を基礎データとしている。

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