第75回 日本統計年鑑
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耕地 農作物の栽培を目的とする土地で、けい畔を含む。 本地 直接農作物の栽培に供される土地で、耕地からけい畔を除いた耕地 けい畔 耕地の一部にあって、主として本地の維持に必要なもの。いわゆる畦(あぜ)のことで、田の場合はたん水設備となる。 作付面積(水陸稲、麦類、大豆、そば、かんしょ、飼料作物、工芸農作物) は種又は植付けをしてからおおむね1年以内に収穫され、複数年にわたる収穫ができない非永年性作物(水稲、麦等)を作付けしている面積。けい畔に作物を栽培している場合は、その利用部分を見積もり、作付面積として計上する。 収穫量(水陸稲、麦類、大豆、そば、かんしょ、飼料作物、工芸農作物) 収穫し、収納(収穫後、保存又は販売できる状態にして収納舎等に入れることをいう。)がされた一定の基準(品質・規格)以上のものの量 結果樹面積 栽培面積のうち、生産者が当該年産の果実を収穫するために結果させた面積 収穫量(果樹) 収穫したもののうち、生食用又は加工用として流通する基準を満たすものの重量 作付面積(野菜) は種又は植付けをしたもののうち、発芽又は定着した延べ面積。また、温室・ハウス等の施設に作付けされている場合の作付面積は、作物の栽培に直接必要な土地を含めた利用面積としている。したがって、温室・ハウス等の施設間の通路等は施設の管理に必要な土地であり、作物の栽培には直接的に必要な土地とみなされないことから作付面積には含めていない。 収穫量(野菜) 収穫したもののうち、生食用又は加工用として流通する基準を満たすものの重量。また、収穫量の計量形態は、出荷の関連から出荷形態による重量とした。例えば、だいこんの出荷形態が葉付きの場合は、収穫量も葉付きで、えだまめの出荷形態が枝付きの場合は、収穫量も枝付きで計上した。 作付面積(花き) 販売を意図して、花き栽培のために利用することを目的に作付けした面積。したがって、自家用として庭園等に栽培したもの及び公園などで観賞用に植え付けられているものの面積は除く。 出荷量 収穫された花きのうち販売に供されたものの量 ブロイラー 当初から食用に供する目的で飼養し、原則としてふ化後3か月未満で肉用として出荷した鶏。肉用種、卵用種は問わない。 乳用牛 現在搾乳中の牛(乾乳中の牛を含む。)のほか、将来搾乳する目的で飼っている牛、種牛(種牛候補を含む。)及びと殺前に一時肥育している乳廃牛。なお、肉用として肥育している未経産牛や肉用の雄牛、産後すぐ(1週間程度)に肉用として売る予定の子牛は、ここには含めずに肉用牛に含む。 肉用牛 肉用を目的として飼養している乳用牛以外の牛。乳用牛、肉用牛の区分は、品種区分ではなく、利用目的によって区分しており、乳用種の雄ばかりでなく、子取り用の雌牛や未経産の雌牛も肥育を目的として飼養している場合は肉用牛とした。 枝肉 と畜場において、肉畜を食用に供する目的でと畜し、放血して、はく皮又ははく毛し、内臓を摘出した骨付きの肉 単位農協 主として15人以上の農業者を組合員として構成されているもの 連合会 主として2以上の組合を会員として構成されているもの 総合農協 信用事業を行う農業協同組合 林業経営体 林産物の生産を行うか又は委託を受けて林業作業を行い、生産又は作業に係る面積が、次の規定のいずれかに該当する事業を行う者 (1) 権原に基づいて育林又は伐採(立木竹のみを譲り受けてする伐採を除く。)を行うことができる山林の面積が3ヘクタール以上の規模の林業 (2) 委託を受けて行う育林若しくは素材生産又は立木を購入して行う素材生産の事業 764 用語の解説

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