第1章 国土・気象 本章は、国土と気象で構成されている。 国土には、面積のほか、島、湖、山、水系に関する統計を掲載している。 気象には、気温、湿度、日照時間、降水量に関する統計を掲載している。 なお、国有地面積は「第5章 財政」、耕地面積及び森林面積は「第8章 農林水産業」、公園面積は「第26章 文化」、地価は「第20章 物価・地価」、自然災害は「第29章 災害・事故」を参照のこと。 全国都道府県市区町村別面積調 全国都道府県市区町村別面積調(面積調)は、測量法第12条の基本測量に関する長期計画に基づき、全国の都道府県市区町村別の面積を国土交通省国土地理院が毎年公表している。面積調では、都道府県別面積、市区町村別面積、1平方キロメートル以上の湖沼・島の面積及び湖沼・島の20傑等を計測・公表しており、本章では令和7年4月1日現在の都道府県別面積、主な島及び湖の面積について掲載している。 我が国の島の数一覧 国土交通省国土地理院が、法令等に基づく島のほか、令和4年1月時点の電子国土基本図に描画された陸地のうち、自然に形成されたと判断した周囲長0.1キロメートル以上の陸地を対象に数えた結果による。 日本の主な山岳標高 日本の主な山岳標高は、国土交通省国土地理院が、2万5千分の1地形図などの基本測量の成果を基礎として、日本の主な山1003山の山名、最高地点の位置・標高などについて、点検、補足調査を行い、平成3年度に国土地理院技術資料(「日本の山岳標高一覧 -1003山-」)としてまとめている。平成14年度に世界測地系への変更や三角点の移転等による更新を行ったのをはじめ、地殻変動や地形変化に伴う標高数値の更新等を随時反映している。 河川関係情報・データ 河川関係情報・データは、一級河川、二級河川、準用河川別に日本の河川の数などについて、国土交通省が毎年取りまとめている。本章では主な一級河川について掲載している。 土地白書 土地白書は、国土交通省が、土地基本法第11条の規定に基づき、土地に関する動向及び政府が土地に関して講じた基本的な施策並びに土地に関して講じようとする基本的な施策について、毎年国会に報告しているものである。本章では、地目別面積について掲載している。 気象観測統計 気象庁は、各国の気象機関と協力して全球的な気象を予測し、また国内の天気予報、注意報・警報などを発表して気象災害を防止し、さらに気候を監視して産業の発展や地球環境の保全に役立てることなどを目的として、気象観測を実施している。気象庁が実施している気象観測には、地上気象観測、地域気象観測、レーダー気象観測、高層気象観測、静止気象衛星による観測、温室効果ガスやオゾン層などの地球環境に関する観測、海上気象観測及び航空気象観測などがある。本章では、全国気象官署における地上気象観測の1年間の成果を取りまとめている「過去の気象データ」から、気温や相対湿度等について掲載している。 気象観測統計における平年値は、国際的に西暦年の1位が1の年から数えて、連続する30年間について算出した累年平均値を用いる。これをその統計期間に引き続く10年間使用し、10年ごとに更新する。現在の平年値は、平成3年~令和2年の資料から算出された「2020年平年値」の第5版で、令和7年5月21日から利用開始している。 本章の用語については、用語の解説を参照 16 1 国土・気象
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