日本の統計の中核機関

  • ご意見・お問合せ
  • サイトマップ
  • 文字サイズ等の変更
  • English

ホーム > 総務省統計研究研修所 > 統計研修受講記 > 統計研修受講記(平成25年度 No.2)

ここから本文です。

統計研修受講記(平成25年度 No.2)

専科「産業連関分析」を受講して

釧路公立大学総務課総務担当 小野 亮宇


  私は現在、釧路市から釧路公立大学事務組合へ派遣され、大学の附属研究機関である地域経済研究センターの事務担当をしております。地域経済研究センターでは現在、釧路市の政策の柱のひとつである「域内循環」を進めるための、地域における経済波及分析を行っています。今回の研修には、経済波及分析に不可欠な統計データである産業連関表とその分析手法の知識の習得を目的として参加しました。

  「産業連関分析の基礎」では、産業連関表の仕組みを学ぶとともに、Excelによる均衡産出高モデルと行列計算の演習を行いました。基礎といっても範囲が広く、また、自分だけで学習するには難しく感じていた部分でもありましたが、先生の丁寧な御指導のお陰でよく理解しながら習得することができました。

  「産業連関表の作成のための基礎統計と部門分類」では、産業連関表作成に必要な基礎統計の見方・使い方、産業連関表作成作業の実際などについて学ぶことができました。

  「国民・県民経済計算と産業連関表」では、国民・県民経済計算の役割と、産業連関表等の推計・作成に大きな影響を与えると考えられる経済センサスについて学びました。産業連関表の歴史や他の統計調査との関係がよく理解でき、産業連関表を理解する上で非常に重要な講義であると思いました。また、講師が経済センサスの設計に携わった研究者の方であり、そのような方から受講できたのは貴重な経験でした。

  「地域経済分析と産業連関表」では、地域産業連関表の作成と特徴の事例、産業連関分析ワークシートを用いた地域表の利用方法を学びました。講師は自治体職員として実際に産業連関表と経済分析に携わっている方であり、同じ行政職員として非常に参考になった講義でした。

  「産業連関表を用いた分析事例」では、地域産業連関表を用いた分析事例や、スカイラインチャートによる産業構造分析を御紹介いただくとともに、実際に産業連関表を用いて演習を行うことで,分析手法の理解を深めることができました。

  Excelを用いた演習形式の講義が多いこともあり、5日間という長丁場にもかかわらず、毎日意欲的に講義に臨むことができました。行政職員を対象としたものでこのような充実したプログラムが用意された研修は数少ないと思います。統計とその利用に関心をお持ちの方は、是非受講されることをお勧めいたします。

  最後になりましたが、長時間にわたり熱心に講義をしていただきました講師の方々、また、研修中に何かと御配慮を頂きました統計研修所の皆様には、この場をお借りしまして改めて深く感謝を申し上げます。ありがとうございました。

(統計調査ニュース 平成26年5月号より)

バック ホーム

ページの先頭へ戻る