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家計調査の見方・使い方

家計調査とは?

家計調査は各家庭で毎月家計簿をつけてもらい、1か月間のその家庭の収入がどのくらいあり、どんなものをどのくらい買っているのかを調べている調査です。
下のグラフは家計調査で調べた結果で、平成20年に1か月あたり1世帯がどんな支出をどのくらいしているかを示したものです。

  • 世帯とは、1つの住宅に一緒に住んで一緒に生活している家族のことです。
  • 支出とは、世帯の支払ういわゆる生活費(趣味・娯楽や耐久財への支出を含む)のことです。 家計調査では、支出を大きく10の項目(食料、住居、光熱・水道、家具・家事用品、被服及び履物、保健医療、交通・通信、教育、 教養娯楽、その他の消費支出)に分けて示しており、グラフはその順番になっています。

1世帯の1か月の用途別の支出金額

食料費、「その他の消費支出」(交際費など)、交通・通信費(自動車のガソリン代や携帯電話代など)への支出が多いことがわかります。

家計調査では、そのほかに、世帯の過去1年間の収入や世帯が貯蓄や負債をどのくらい持っているかも調べています。

  • 貯蓄とは、貯金や株式、保険などのことで、世帯がいざという時のために蓄えているお金のことです。
  • 負債とは、住宅ローンのように大きな買い物をするために、銀行などから借りたお金のことです。

家計調査でわかること

家計調査の結果から、次のようなことがわかります。

○ 世帯の1か月間の収入はいくらですか?

1世帯当たり1か月の収入

平成20年の勤労者世帯の1世帯当たり1か月の収入は約48万7千円です。景気の悪かった平成17年以前は毎年収入が減ることが多かったのですが、その後は景気が回復したことから徐々に収入が増えてきています。しかし、平成20年9月頃から景気が大きく落ち込んだので、平成21年の収入は減少すると予想されています。

  • 勤労者世帯とは、いわゆるサラリーマンの世帯のことで、家計調査では毎月の収入は勤労者世帯と世帯主が無職の世帯だけで調べています。

総世帯(勤労者世帯)の時系列表(年報)にリンク

○ 1年間の収入がいくらの世帯が多いのですか?

年間収入金額別の世帯の割合

1年間の収入が300万円以上400万円未満の世帯が約17%で、一番多くなっています。また、グラフをみると、平均634万円に比べて、それより収入の低い世帯がおおくなっていることがわかります。

二人以上の世帯の年平均の結果表にリンク

○ 世帯の1か月間の生活費(支出)はいくらですか?

1世帯当たり1か月の支出額

平成20年の1世帯当たり1か月の支出額は約26万1千円です。7年前に比べると1万円以上少なくなっており、支出を減らしていることがわかります。

総世帯(勤労者世帯)の時系列表(年報)にリンク

○ 一人暮らしの世帯の生活費はどうなっていますか?

世帯人員別の1か月の支出

一人暮らしの世帯(単身世帯)の1か月間の支出は17.2万円で、4人の世帯(33.6万円)の約半分になっています。1人あたりで考えると、逆に一人暮らしの世帯は、4人の世帯(1人当たり8.4万円)の約2倍の支出をしていることになります。

総世帯の年平均の結果表にリンク

○ 高齢者の世帯の生活費はどうなっていますか?

60歳以上の年金で生活している世帯の収入と支出

世帯主が高齢者で主に年金で生活していると思われる世帯では、収入が支出に比べ約5万円不足していることがわかります。この不足分は主に貯蓄の取り崩しなどでまかなわれています。

総世帯の年平均の結果表にリンク

○ 品目ごと、例えば携帯電話への支出はいくらですか?

携帯電話の通信料

平成20年には1世帯当たり1年間で92,098円、携帯電話に支出しています。8年前の平成12年(28,598円)に比べると3倍以上と大きく増加していることがわかります。 これは小中学生や高齢者も携帯電話を持つようになるなど、携帯電話の普及が更に進んでいることによるものです。皆さんの家庭には何台の携帯電話があるでしょうか。

二人以上の世帯の時系列表(年報)にリンク

○ 世帯主の年齢によって教育費はどのくらい違いますか?

世帯主の年齢別の教育費

世帯主が40歳台の世帯が他に比べて飛びぬけて多くなっています。高校生や大学生の子どもがいる親がちょうどこの年代にあたっているからです。

  • 世帯主とは、世帯の主な収入を得ている人のことです。

二人以上の世帯の年平均の結果表にリンク

○ 牛肉をたくさん買っているのはどの地方ですか?

1世帯当たりの牛肉の購入量

神戸牛(兵庫県)や近江牛(滋賀県)など有名ブランドの牛肉のある近畿地方が1年間に牛肉を4万円近く買っていて、他の地方より断然多くなっています。
このグラフから、沖縄を除く西日本では東日本より牛肉が多く買われていることもわかります。

二人以上の世帯の年平均の結果表にリンク

○ 1世帯あたりの貯蓄額はいくらですか?

1世帯当たりの貯蓄額の平均値、中位数と貯蓄額別の分布

平成20年の1世帯当たりの貯蓄額は平均では、1680万円になります。しかし、ヒストグラムをみると100万円未満の世帯の割合が10.7%と最も高く、貯蓄の少ない世帯に分布が偏っていることがわかります。そのため中央値では995万円と平均より低くなっています。

  • 中央値とは、世帯を貯蓄の少ない世帯から多い世帯に順にならべたときに、ちょうど真ん中にくる世帯の貯蓄額のことです。中位数ともいいます。

貯蓄・負債編の7-1表にリンク

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