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6月28日  貿易記念日

 6月28日は、貿易記念日です。

 この日は、安政6年(1859年)の6月28日(旧暦では5月28日)に、徳川幕府が鎖国政策を改め、アメリカ、イギリス、フランス、オランダ、ロシアの5か国に対して、横浜、長崎、箱館(函館)の3港での貿易を許可することを公布した日に由来しているそうです。

 今回は、横浜、長崎、箱館(函館)の3港のうち、慶応3年(1867年)当時の長崎港における輸出入に関するデータを見てみましょう。

 慶応3年の長崎港での輸出品は、茶がトップで、次いで、石炭、人参、ロウ、昆布などとなっており、いわゆる一次産品や原料が中心となっています。一方、輸入品は、幕府や各藩が輸入した火器や艦船が上位を占めており、その他は綿織物、毛織物などを輸入していました(図1)。


図1 慶応3年(1867年)当時の長崎港における輸出入額


図2 慶応3年(1867年)当時の輸出入の全国シェア

出典:『貿易統計からみた長崎港150年の歩み(長崎税関)』を基に作成


 ちなみに、同じ年の横浜、長崎、箱館(函館)の3港のシェアをみると、輸出品、輸入品共に横浜が大部分を占めていました(図2)。これは、横浜が日本の政治の中心で一大消費地である江戸、生糸の主要生産地である関東・甲信、茶の産地である静岡と比較的近場であったことなどの立地条件の有利性があったためとされています。


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