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統計をムダなく作るために、国はどんな工夫をしているの?

 そういうサッカーチームの監督のような役割は、総務省の政策統括官(統計基準担当)という組織が担っている。 政府の機関が調査をして統計を作るときには、まず監督に「この調査をこんなふうに行ってもいいですか?」と 打ち合わせるように決まっているのだよ。

 総務省の政策…統括…官?なんだか難しい名前のところですね。

 この監督は場合によって「その統計はもう○○省が作っているので、それを利用するように」とか、 「この項目は他の調査で調べられているので、質問から削るように」といった指示を出すわけだ。
 別々の機関で作られた統計が比べやすいように、産業や職業などの分類を決めたり、 統計を提供するときの共通のきまりを作るのも監督の役割といえる。

 あれれ。総務省には政府を代表してみんなが必要な基本的な統計を作る役割がありますよね。
 監督の役割も中心選手の役割も同じところがやるんですか?

 そうではない。基本的な統計を作る役割を持っているのは、総務省の中でも 「統計局」という別の組織なのだよ。同じ名字だが一人はベンチから指示を出していて、 もう一人がチームの中心選手としてプレーしているといったところだな。