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統計調査で集められた個人や会社の情報はどう扱われるの?

 それが先生の勉強の成果か。
 でも、どうせ国に渡した情報なんだから、 国から外にもれなければ、例えば国の役所同士でお互いに利用したっていいんじゃない?

 本当にそう思うかい。
 統計調査に答えた人とか会社は、 それが統計を作るために必要だから応じたはずだろ。 やっぱりその情報を使うのは統計のためだけにしてほしいと思う人や会社は多いんじゃないかな。
 だから、国の役所同士はもちろん同じ役所の中でだって調査票を統計を作る目的以外で利用できないのさ。

 ずいぶん厳しいんだね。統計調査に安心して答えてもらうためには、そこまでやらないといけないんだ。
 でも、実際に役所の中で調査票ってどんなふうに扱われているんだろ。 役所の廊下に積まれていたり、集計が終わって用がなくなったら・・・どうしてるのかな?

 秘密が書かれているかもしれない調査票だから、ふつうのゴミと同じわけにはいかないぞ。
 統計法は、調査を実施する機関に調査票を厳重に管理することを求めてるよ。 統計局の実施する統計調査では、 調査票は監視カメラのついた入退室管理の厳しい専用の倉庫に保管されて、 集計が終わったらドロドロに溶かされてから再生紙に生まれ変わるらしいぞ。

 へえ、地球にもやさしいわけだ。国民全員が対象になる国勢調査なんかだと、使われる紙の量もすごいだろうね。 秘密の保護も森林の保護もどちらも大切にしてもらわなくちゃ。
 ふと思ったんだけど、 調査票をいくらしっかり管理しても、調査票をチェックする係の人が記入された内容を外でしゃべったりしたら、 やっぱり秘密がもれちゃうんじゃないかなあ。