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統計にはどんな歴史があるの?

 保険料を納めていた人が亡くなったら、残された家族にお金を払う生命保険というのがあるでしょ。 保険料を適切な額に決めることができるのも、そういうデータから作った統計があればこそなのですよ。

 そうか。生命保険にはたくさんの人が入るだろうから、人が平均してどれくらい生きるのかわかれば、 一人ひとりは早く死んだり遅く死んだりしても、全体として生命保険会社が支払うだいたいの金額がわかる。 だから、それに必要なだけの保険料を集めればいいってことか。

 統計の歴史を振り返るなら、あと一つ大切な流れがありますよ。
 ルイ君にはまだちょっと早いけど、 ギャンブル、つまり偶然で勝負が決まる賭(か)けごとについて考える中から統計が発達していったの。

 ギャンブルっていったら、 ゲームソフト売り場には、ルーレット、競馬、スロットマシーン…いろいろ面白そうなのが並んでいるなあ。 早く大人になって挑戦してみたいもんです。

 あらあら、またゲームの話? 
 でも、16世紀から17世紀に統計の発達に関係したのはサイコロ賭博(とばく)なの。 サイコロはどの面も同じ確率で上になるでしょ。 偶然の出来事を場合に分けて考えて、 そこからいろいろな考えが広がって確率に関する重要な理論が打ち立てられたというわけね。