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統計にはどんな歴史があるの?

 ぼくだって、そういうシミュレーションゲームをするときは、人口、産業、資金、兵力…いろいろな数字をみながら、周りの国々とかけひきしたり、国内の産業を育てたりするもんなあ。 相手の国のデータと比べながらゲームを進めないと、すぐにやられちゃうし。

 そうですね。でも、統計は別の流れからも発展してきたんですよ。
 これは17世紀くらいからイギリスで盛んになったものですけど、 社会のたくさんの出来事を観察してそこに規則性、つまりある決まったパターンを見つけ出そうというものですね。

 社会で起きているたくさんの出来事って何のこと?人が生まれたり、死んだりなんてことなら、毎日たくさんありそうだけど。あとは…

 そうそう、まさに人が死ぬことについて、当時は神様か偶然が支配していると思われていたのに、 たくさんのデータを調べてそこから規則性を見つけ出すことで統計が発展したんですよ。
 彗(すい)星が一定の周期で太陽を回っていることに気づいたE・ハレーという人もこういう統計の発展に貢献したの。

 それって「ハレー彗星」のハレーのことでしょ。
 よく日本人の平均寿命が何歳とかいう話を聞くけど、 あれも亡くなった人の年齢とか性別とかのデータを集めて計算されているわけか。