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統計にはどんな歴史があるの?

 はっきりと何千何百年前とはいえないけれど、人が社会を作ってその集団を治める必要が出てくると、 その集団を数を使って表したり、理解しておく必要が自然と生まれるものよ。
 たとえば、ルイ君が昔々のある土地で人々を治めるとしたら、どんなことが必要になるかしら?

 テレビゲームで自分の国を作ったら、まず住民から税金を集めるでしょ。 お金を集めなければ、国民が使う道路も水道も作れないし、第一、となりの国と戦争になったら負けちゃうよ。

 ホホホ。テレビゲームから考えてみるとは今どきの子らしいわ。
 でも、住民に課すその税金の額はどうやって決めるのかしら。国を治めるのに必要な金額を集めるのに、何人の住民がいるのか分からないと、一人当たりいくらの税金をかければよいのか計算できませんよ。

 そうか。税金を集めたりするには、その土地にどれくらい人がいるかとか、 どれくらいモノが作られているかとか、そういうことが正確にわかっていないとダメなんだね。 そこで統計が必要になってくるわけだ。

 そのとおりです。統計のことを英語で「statistics」と言いますけど、これはラテン語で「国家」を意味する「status」に由来するんですよ。
 つまり、昔から国家を経営していくためには、統計がどうしても必要だったのね。 古代エジプトやローマ帝国で人口や土地を調べる調査が行われたという記録も残っているのよ。