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統計にはどんな種類があるの?

 それぞれに長所もあれば短所もある…って本には書いてあったな。
例えば、「調査統計」なら、調査を受ける人は配られた紙、つまり調査票に記入して提出しなければいけない。 調査票を印刷したり集計するのにお金も時間もかかる。 だけど、統計を作ることが目的だから、 その目的にぴったり合うように調査項目を決められるところは大きな長所だよ。

 それじゃあ、「業務統計」はどう? もともと届出とか申告で集まってくる資料を使うんだから、 データを集める手間もお金もかからないし、回答する個人や会社にも特別な負担はない。 いいことずくめじゃない。

 いいところもあるけど、 そういうデータはもともと届出とか申告に伴って集まってくるものだから、 そこで使われている言葉の意味とか範囲が分析しようとしていることにマッチしているとは限らないよ。 届出や申告の制度が変わってしまうと昔のデータと比較もできないし。

 なるほどね。最後の「加工統計」はどうかな。 もともとある統計を加工して作るんだからお金はかからないし、 自分の目的にあった統計だけを使えばいいし、一番いいかもよ。

 それはどうかな。確かに分析の目的や知りたいことにあうように統計を集めてきて加工すればいいんだろうけど、それにピッタリの統計があるとは限らないよ。 あったとしても、もともとの統計がどれくらい詳しく調べているものなのかによって出来上がりが左右されてしまう。 それから加工の仕方によっては、同じ統計を使っても違う結果が出ることもあるし・・・。