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「統計」の役割ってどんなこと?

 GPSって何ですか?という質問はおいといて、何となく分かりました。社会の大きな姿を映して、これから進むべき方向を示すというのが、国や自治体が作る統計の役割なんですね。

 そうね。だから、歴史を振り返ると、東洋でも西洋でも昔から国を治めたり、人々を指導する立場の人たちはみんな統計を必要としたのよ。「国家のあるところ統計あり」と言った統計学者がいるくらいだわ。

 なるほど。でも、そういう時代に比べたら、数学や技術が発達した今では別の役割がでてきていたりして。

 カンがいいわね。そのとおりなのよ。「鏡」や「羅針盤」というのは全体を大きくつかんで見る役割を例えたものね。
 それに加えて、最近は発達した技術や数学の理論を使って統計を様々に分析して、経済や社会の内部がどうなっているのか、 その仕組みや様子を探ることもできるの。外から全体を写した写真だけではわからなかったことにも迫(せま)れるわけね。

 社会を人間のからだに見立てたら、からだの中に分け入って、奥深いところの様子を調べる感じですね。