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3. 調査結果の集計

 都道府県や市(区)町村から統計局に送られてきた調査票は、統計局から独立行政法人統計センター(以下「統計センター」)に送付され、統計センターでは、調査結果を、コンピュータを使って何度も計算したり、多くの人達が確かめるなどして集計します。
 統計センターは、総務省が行っている国勢調査や消費者物価指数などの日本の基本となる統計調査の集計や、色々な府省や都道府県などから頼まれた統計の作成なども行っています。

(1)統計調査の集計は、どのように行われているのでしょうか?

① 調査票の受付整理

 統計センターでは、統計局から送られてきた調査票やそれ以外の調査書類について、 その種類や数を確認し、これからの集計作業が効率良く行えるよう整理して、厳重に管理された保管室に収納されます。

② 調査票の入力

 統計調査の集計にはコンピュータを使うので、まず、調査票の記入内容を、 OCRと呼ばれる光学式文字読取装置で読み取ったり、 外部のインターネットと遮断されているコンピュータに必要なデータを入力します。

③ 分類符号の格付

 語句や文章で調査票に記入された回答は、コンピュータで集計処理しやすいように、 「産業分類」、「職業分類」、「収支項目分類」などといった様々な分類基準に従って、 英字や数字に置き換える作業を行います。 この英字や数字に置き換えることを「符号格付(ふごうかくづけ)」といいます。

④ データチェック

 符号格付が終わると、それらのデータをコンピュータでチェックします。 その結果、調査票の記入漏れや記入誤り、つじつまの合わない記入があった場合、 調査票の記入内容などを確認して必要に応じて訂正します。

⑤ 結果表の作成

 データチェックが終わると、それらのデータをコンピュータで集計し、 調査した事柄に応じて様々な形の表(結果表)を作成します。

⑥ 結果表の審査

 できあがった結果表は、表に記載されている数字が間違いなく整理されているか検算したり、 関係する他の表と照らし合せたり、コンピュータで審査(自動審査)を行います。 さらに、以前の調査結果や別の統計調査の結果などとも比較して、結果表の確かさを慎重に審査します。