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詳しくわかる・自由研究の進め方

堂下先生

 みなさん、夏休みの宿題などで「自由研究」に困ったりしていませんか。子どものころ、ぼくもそうでした。

 自由・・・とてもステキな響きだね。でも、「自由」ということは、先生や親が何かテーマを与えてくれたり、やり方を教えてくれたりしてくれないということなんだ。自分で考え、自分で取り組む。それが「自由研究」。やりがいのある宿題なのさ、本当は。

 ・・・わかる、わかる。そんなこと言ったって、何も持たないままジャングルに放り出されて「はい、自由ですよ」と言われたら、だれだって不安だよ。ぼくだって「せめて地図やコンパス(方位磁石)が欲しいなぁ」って思うだろうな。

堂下先生

 そんなわけで、このコーナーでは「自由研究」について、どんなふうに進めていけばいいのか、みんなの助けになるような「コツ」を集めてみたんだ。自分が子どものころにインターネットがあったら、とつくづく思うよ。

 もちろん、ここは「なるほど統計学園」だから、統計を使うような自由研究がメイン。「自由研究マニュアル」じゃないから、ここに書いてあることは参考程度に、自分だけの見方・アイデア・研究方法を考えてみてよ。

 最初の難関は「テーマ選び」だろうけど、本間先生がいくつかメニューを用意してくれたみたいだよ。自由研究をやり残しておくと、夏休みの後半はユーウツだぞ。さあ、さっそく始めよう。

ステップ1:テーマは決まったかい?〜何を調べるか決める

堂下先生

ニュース

 最初にやることはテーマ選び。身近なことで日頃から疑問に思っていること、ニュースで見聞きしてもっと知りたいと思ったこと、何でもいいのさ。統計を使いそうなものなら、なおグッド。自分が興味を持てるものでないと、途中で投げ出したくなるから気をつけような。

 テーマを選ぶときは「なぜそのテーマを選んだのか」、「何を知りたいと思ったのか」などもメモしておくといいよ。最後のまとめに使えたりするんだな、これが。

 テーマは「自由研究」のタイトルになるものだけど、この段階でガッチリと決めてることはないんだ。調べていくうちにいろんなことが分かるから、最後にそれを振り返ってみて、一番ふさわしいタイトルを決めればいいのさ。

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ステップ2:どんな結果が出るかな?〜予想を立てる

堂下先生

 研究にとりかかる前に、大事なことがもう一つ。

 それは、自分なりに「結果はこういうことじゃないか」、「こんな結果になるかも」と予想してみることなんだ。「仮説を立てる」ともいうけどね。

 予想だから間違っていてもいいのさ。「なんとなくそう思う」でも悪くないけど、できればそう思った理由を考えてみるんだ。初めに仮説を立ててみることで、その後の調べる作業の中から気づくことが多くなると思うよ。予想とその理由を忘れずにメモしておこう。

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ステップ3:どうやって調べよう?〜調べる方法と進め方の計画を立てる

堂下先生

 テーマを決めて自分の調べたいことがハッキリしたら、それを知るためには何について、どんな方法で調べればいいのか計画を立ててみようよ。

 テーマによっては、調べるのに何日も必要な場合があるしね。そんなものを夏休みの終わりの日にやろうとしてもムリ。結果をまとめるのに必要な日数も含めてだいたい何日くらいかかりそうなのか、始める前に考えてごらん。

 統計を使ってまとめようとする場合は、自分でデータをとる(数える、はかる)という方法と、インターネットや図書館などで調べるという方法があるよ。両方を組み合わせたっていい。自分のテーマに適しているのはどういう調べ方なのかよく考えてみよう。

 何人かの友だちと一緒に研究するなら、役割分担も決めておいた方がいいだろうな。その方がスムーズに進むはずだよ。

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ステップ4:どんな結果が出るかな?〜調べてみる〜

堂下先生

 さぁ、ここからが本番だ。ステップ3で決めた方法にしたがって実際に調べてみよう。

 自分で何かを数えたり、はかったりしてデータを集める場合は、そのときの条件や環境をしっかり記録しておくことが大切。自然の中で調べるときはもちろん、人や車の動き、モノの値段といった社会の中のことも、場所、曜日、時間などで違うことが多いんだ。そのときの天気や温度の影響があるかもしれないぞ。データを集めたときの条件があまりに違うと、あとでデータを比べるときに正確な分析ができないってことになるかもよ。たとえば、ひなたとひかげの温度を比べるなら、同じ日の同じ時間に近い場所で測らなきゃ。日中のひかげの温度と早朝のひなたの温度を比べても、温度の違いがひかげとひなたの違いによるものなのか、それとも日中と早朝の時間の違いによるものなのか、見分けることができないだろ。

 インターネットや図書館で必要なデータを集める場合は、たくさんの情報の中からどれだけ効率よく必要な資料を探し出せるかがポイントだ。まとめのときに資料の出典(でどころ)が必要になるから、メモしておくことを忘れずに。

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統計局ホームページとe-Stat

 インターネットを使って調べる場合は、このサイトが置かれている総務省統計局のホームページや、「リンク集」にある他の府省のキッズサイトにアクセスしてみると必要な情報にたどり着けるかもよ。

 国の機関が作っている統計のほとんどをカバーしている「政府統計共同利用システム(e-Stat)」というサイトは大人向けだけど、そこにアクセスしてデータを探してみるのもトライする価値あり。一般的な検索エンジンにキーワードを打ち込んで探したってOK。インターネットからデータを手に入れた場合は、そのサイトの名前とURL(www.stat.go.jpのようにブラウザに表示される文字列)を必ず控えておこう。

 図書館で探す場合には、関係のありそうなジャンルの棚を探してみるのもいいけど、司書っていう本の案内をしてくれる専門の人とか図書館のスタッフを見かけたら、資料探しを手伝ってもらえないかお願いしてみるのがいいよ。大きな図書館では、本を検索するための端末(パソコン)が置かれていることもあるから、それを使うのもおすすめ。

 図書館の本の中には、出版されてからかなり年月が経ったものがあるから、いつ頃のデータなのか確認するのを忘れずに。あまり古いデータだと、今の様子とはかなり違っているかもしれないぞ。インターネットで探す場合と同じように、図書館の本から資料を手に入れた場合も本の名前や著者などを控えておこう。

 それから、昔と今を比べるような研究の場合は、インターネットや本で調べるだけでなく、お父さん・お母さん、おじいちゃん・おばあちゃんといった大人に昔の頃のことを取材してみるのがおすすめ。集めた資料やデータからは分からない、いきいきとした情報が手に入るかもしれないぞ。

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ステップ5①:どうやってまとめよう?〜まとめる(下書き)〜

堂下先生

a. どんな形にまとめるのか決める

 まず、どんな形にまとめるのか決めよう。クラスのみんなの前で発表するなら大きな模造紙やポスターにまとめるのがいいし、先生に見てもらうだけならノートやレポート用紙がいいんだろうな。学校の宿題として提出する場合やコンクールに応募する場合は、どういう形にするのか決められていることがあるから、確認しておいた方がいいよ。

b. 構成を考える

 次に、全体の構成を考えるんだ。

 ノートやレポート用紙にまとめる場合は、まず目次を下書きしてみるといいぞ。模造紙やポスターにまとめる場合は、いきなり書き始めると失敗のもと。まず、どこに、何を、どれくらいの大きさで書くのか、全体の構想を固めよう。

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 ノートやレポート用紙にまとめる場合も、模造紙にまとめる場合も、全体に含める項目というのは、実はほぼ決まっているんだ。以下の4つの項目は必ず含めた方がいい。ポスターにまとめるなら、テーマとイ)ウ)だけに絞ってもOK。

  • ア)そのテーマについて知りたいこと。テーマを選んだ理由やきっかけ
  • イ)調べた結果(統計・データ)
  • ウ)統計やデータから分かったこと
  • エ)感想・反省

 より詳しい自由研究を目指すなら、次の項目をア)とイ)の間に入れるのがいいだろうね。

  • テーマについての最初の予想(仮説)ステップ2
  • 調べ方

 自分でデータをとった場合には、他の人がそのデータを見るときの重要な情報になるから、データをとった日・時間・方法(屋外の場合には天気、気温など)は「調べ方」で必ず触れておこう。

c. 下書きする

 模造紙やポスターにまとめるときには、いきなり紙に書き始めてもバランスよく仕上がらないぞ。まず、a. で決めた構成にしたがって、それぞれの部分ではどんなことを書くのか、メモ帳などにおおまかに下書きしておこう。それから、少し大きめの紙を模造紙やポスターに見立てて何をどこに書くのかレイアウトを考えてみよう。ほかの人に特に注目しほしい部分は大きめにスペースをとっておかなきゃね。

 ノートやレポート用紙にまとめるときにも、いったんメモ帳などにそれぞれの項目のポイントを書いてみるんだ。

 下書きでは、きれいに書いたり、すべて文章にしておく必要はないんだ。文章になる部分は箇条(かじょう)書きでいいし、表やグラフの部分も定規なんかを使わなくて大丈夫。

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 調べたこと(統計・データ)を下書きするときは、次のようなことに注意するといいよ。

  • インターネットや本から手に入れた資料を使うときは、出典(もともとの統計や調査の名前など)を書き添える。
  • 数を示すときには、表やグラフを使って見やすくなるように工夫する。 作ってみよう統計グラフへ
  • どんな種類のグラフにすればよいのか分からないときはこちら。 統計をグラフにあらわそう(種類と特徴)
  • 自分でデータをとった場合は、写真や絵などで様子を示すこともよい。

 調べたこと(統計・データ)をまとめながら、そこからどんなことが分かるのか、それはなぜなのか考えてごらん。自由研究で一番重要なのはこの部分。ここには十分な時間をかけてじっくり取り組むんだ。最初に立てた仮説が正しいことを示すようなデータがあるか、それとも自分の仮説とは反対の様子を示すデータが並んでいるのか、よく確認してみよう。

 この段階で、集めてきた資料やデータだけでは自分の知りたいことが分からない場合、いくつかのデータが反対のことを示している場合があるかもね。こういう場合は、どういう資料やデータが必要なのか考えて、ステップ4に戻ってもう一度調べ直すことになるよ。

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ステップ5②:タイトルを変えた方がいいかな?〜タイトルを見直す〜

堂下先生

 調べたことから何が分かったのか振り返って、自由研究のタイトルを見直してみよう。あまり長くならないように気をつけながら、どんなことを研究したのか一目でわかるようなタイトルがベスト。

 タイトルとは別に、みんなに注目してほしいことを短くまとめてサブタイトルにするのもいいな。その方がキミの自由研究への注目が高まるよ。

  • 例1:「日本の人口の将来について 〜子どもたちがドンドン減っていく〜」
  • 例2:「地球温暖化・海面上昇 〜沈んじゃう国がある!?〜」

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ステップ5③:きれいに書けるかな?〜まとめる(清書)〜

堂下先生

 ステップ5①で作った下書きをみながら、全体を清書しよう。

 レポート用紙や原稿用紙にまとめるなら、画用紙など厚手の紙で表紙をつけるといいだろうね。

 ページ数が多いときは、一枚ずつページ番号を振って、表紙のすぐ次に目次の紙をつければ、全体の構成が一目で分かって便利だよ。自由研究の「ねらい」と「わかったこと」のポイントを箇条書きにして一枚にまとめた「要約」(サマリー)を作って、表紙と目次の間に置いておけば、より本格的な仕上がりになること間違いなし。ここまでやると、もう大人が作る論文みたいだな。

 できあがりの「見ばえ」をよくするためには、文字の大きさや色の使い方も大切だから、よく考えて書こう。

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色の印象

  • 各項目のタイトルは本文よりも少し大きめな文字にするか太い文字にする(本文とは違う色を使ってもよい)。本文(説明の文)は全体を通じて同じ色・同じ大きさにそろえる。
  • 図、表、写真、グラフにはタイトルや解説をつける。
  • 色をうまく使って目立たせたい部分を強調する。特に模造紙・ポスターの場合は、色による見え方・印象の違いにも注意する(青系統の色は「涼しい・冷たい」印象を、赤系統の色は「暖かい・熱い」印象を与える。白い模造紙や画用紙で「黄」を使っても遠くから見ると目立たない)。ポスターの場合は、色のついた画用紙を使うことも考えてみる。
  • ノートやレポート用紙にまとめる場合は、文字の部分にあまりたくさんの色を使わない。「特に重要な部分は『赤』、重要な部分は『青』、それ以外の部分は『黒』、のようにあらかじめ自分のルールを決めておく。

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ステップ6:だれに見てもらう?〜作品を提出・発表する〜

堂下先生

a. 学校へ

 さあ、素晴らしい自由研究ができたはず。あとは大切に学校に持っていって先生に提出するだけだ。おつかれさま。おっと、締切日を忘れないように。

 みんなの前で発表するチャンスがあるなら、大きな声でハキハキと。ここに書いてあることを守ってきたなら、内容に問題はないはず。自信を持ってクラスのみんなに研究成果を発表するのさ。

b. もっと多くの人へ

 自分でも納得できる自由研究が完成したら、学校に提出するだけではもったいないよ。もっと多くの人たちに見てもらうチャンスを探してみないか。

 グラフにまとめたものなら、都道府県や関係団体が毎年夏に呼びかけているコンクールに応募してみるのもいい。都道府県庁の統計関係のページにアクセスして応募要領をよく読んで、締め切りを確認してから送付先に送ってごらん。もしかすると表彰されちゃうかもよ。どこの都道府県でも締切は夏休みの終わり頃か、2学期の初め頃だから、チャンスを逃さないように。(→コンクールについて詳しいことは「統計グラフコンクール」を見てね。)

 ふぅ。これで終わり。よくがんばったな。さあ、残りの休みを楽しもうじゃないか。

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本間先生の自由研究テーマ例

本間先生

 小学校5〜6年生なら、どれも大丈夫だと思うわよ。中学生のみなさんは、自分なりの見方や考え方、調べ方を工夫して、オリジナルな研究にしてもらえるとうれしいわ。同じテーマを選んでも、ぜんぜん違う出来上がりになるのが自由研究のおもしろいところ。さあ、がんばって。

 そうそう、「なるほど統計学園」のコンテンツじゃないけど、JST(独立行政法人科学技術振興機構)っていうところが「科学の道具箱」作っているサイトも参考になるわよ。「データライブラリー」からはいろいろなデータがダウンロードできるし、「統計グラフソフトを使おう!!」と組み合わせて使うのもいいかも。

● 公表されている統計データを使うもの
○ 自分でデータを計測するもの

<社会>

● 日本の人口〜過去・現在・未来

 日本の人口はどのように変化してきたのか、これからどうなっていくのか。国勢調査や人口推計の結果から日本の将来を考えてみて。30年前、現在、30年後、人口はどう変わっていくのかしら。子どもの割合はどうなる?そのとき社会にはどんな影響が?悪いことばかり?いいこともあるのかな?キミが大人になったとき、日本はどうなる!?

<参考になる統計調査の結果など>

● 広々?ギュウギュウ?

 都道府県の人口密度を調べて、それぞれの順位を出してみて。キミの住んでいる都道府県は何位かしら?順位を調べたら1位〜5位、6位〜10位…グループにまとめて白地図を塗り分けて。人口密度が高いのはどんなところ?低いのは?人口密度が高いところでうまくいきそうな仕事、低いところで成功しそうな仕事は何かを考えて、実際にその地域でその産業が盛んなのか確かめてみたらどう?

<参考になる統計調査の結果など>

● 男性と女性、どっちが多い?

 日本の人口、男性と女性でどっちが多いのか調べてみて。日本全体ではどっちが多いかしら。男性が多い都道府県と女性が多い都道府県、どっちがどれだけ多い?生産年齢人口(15〜64歳)を都道府県別に見てみたらどう?結果を白地図に塗り分けてみると、意外な傾向が分かるかもね。どうしてそうなるのか、理由も考えてみて。

<参考になる統計調査の結果など>

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● 日本の住宅事情は?

 わたしたちの生活の基本の柱となるのは「衣食住(いしょくじゅう)」、つまり「着る物」、「食べる物」、「住むところ」だと言われているわ。生活に関するニーズって、時代や世代・場所でどんどん変わっていくわよね。食べ物だってそうだし、服だってそう。「住宅」も人のニーズの影響を受けると思わない?住宅の面積が広い都道府県はどこ?住宅の建て方や、空き家の数について調べてみても面白いかもしれないわ。

<参考になる統計調査の結果など>

● 省エネしてる?

 太陽光発電(ソーラーパネル)、太陽熱温水器、窓の二重サッシ。色々な省エネの設備があるけれど、どれくらいの住宅についているのかしら。都道府県ごとの違いはどう?キミが住んでいる都道府県は全国で何番目?地域によって省エネ設備にも違いがあるのかしら。違いがあるとしたらその理由も考えてみて。

<参考になる統計調査の結果など>

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何にお金を使ってる?

● 何にお金を使ってる?

 南北に長い日本列島。家庭がお金を使うものも地域によって違うはずよ。どんな魚や野菜をたくさん買っているのかしら?特産品や名産品との関係はあるのかしら。。。例えば、長崎の人たちはカステラをたくさん買ってると思う?世間で言われているような県民性と関係はどうかしら?県庁所在市別データを使えば意外な発見にめぐり会えるはずよ。

<参考になる統計調査の結果など>

● インフレ?デフレ?〜物価の動きの過去・現在

 最近ニュースで耳にする「デフレ」って何?モノやサービスの値段が下がるのはいいことじゃないの?悪いこともあるのかしら?「物価」ってどうやって計算しているの?品物やサービスの種類によって物価の動きが違うの?モノやサービスの値段をめぐる社会の仕組みに迫ってみて。

<参考になる統計調査の結果など>

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● 働きたくても働けない?

 不景気のせいで失業率が高くなっているとニュースで聞いて、もっと詳しいことを知りたいと思ったことがあるはずよ。男性と女性、若い人と年配の人、都会と地方、どっちが厳しいの?厳しい業種はなに?以前の状況と同じ?違う?それはなぜ?・・・調べれば調べるほど疑問がわいてくるはずよ。統計データとキミの頭をフル活用して日本の雇用問題の真相を探ってみて!

本間先生

● 行動で見る県民性

 スポーツ、勉強、旅行、趣味・娯楽、ボランティアからインターネットの使い方まで、47都道府県別データを使って、キミの地域で盛んなこと・盛んでないことを調べてみよう。有名なスポーツ選手の出身地ではそのスポーツが盛んなのか?読書が好きな土地柄のところには図書館や書店が多いのか?いろいろなデータを組み合わせて、キミの地域の特徴を分析してみよう。

○ 公衆電話、あるのはどんなところ?

 携帯電話の普及で数が減っている公衆電話。今でも置いてあるのはどんなところ?キミの住んでいる町を歩いて探してみて。どんな場所にあるのか、何台もあるのはどんな場所か、どんな人がどれくらい使っている(いない)のか、キミや家族は最近使ったことがあるか・・・どうしてそうなっているのか、これからどうなっていくのか、その理由も考えてみて。

○ 我が家のゴミ統計

 キミの家から出るゴミの重さを調べてみて。燃えるゴミ、プラスチックゴミ、空き缶・空きビン、新聞・雑誌・・・。家族1人あたりのゴミの重さは?リサイクルの回収に出したゴミの重さの割合は?ゴミを減らすためにどんな工夫ができるか考えて、実際に試してみたらどう?工夫する前と工夫した後でゴミの種類や重さに変化が出るかしら。地球に優しい夏休みを!

○ 目指せ!マーケティング部長

 新聞の折り込み広告や郵便ポストに投げ込まれるチラシを夏休みのあいだ毎日数えみて。チラシが多く来るのは何曜日?スーパーの広告、家や土地の売り出し、求人情報、出前のチラシ・・・広告の種類によって来る曜日に違いがある?何曜日に配ると効果がありそう?夏にしか見かけない広告はどれ?夏には入らない広告はある?それってどうして?売り上げを伸ばすための作戦を考えるのはキミよ!

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<算数・数学>

○ ふぞろいのポテトたち

 ファストフード店でフライドポテトを頼んだら、1本ずつ長さを計ってみて。2センチ未満、2センチ以上3センチ未満、3センチ以上4センチ未満・・・ヒストグラムに表してみるとどうなる?違うチェーン店だと長さやバラツキも違うのかしら?長さのそろったポテトが好きか、飛び抜けて長いポテトに幸せを感じるか、キミはどっち!?

○ キミは未来のパン職人

 粘土のかたまりとハカリを用意。自分のカンだけをたよりに、同じ重さになるように20個のかたまりを作ってハカリではかってみて。重さのバラツキはどうかしら?何度も繰り返して量ってみるの。バラツキはどう変わった?感覚だけで一定の重さのかたまりを作れるようになったら、そこはもうパン職人の入り口。家族みんなで競争してみて。

○ 将棋のコマが立つ確率

 将棋のコマを振って、コマが立つ確率を求めてみて。投げ方や投げる人が違うと確率は変わるかしら?王将と歩、将棋盤の上と畳の上、晴れの日と雨の日・・・違いはある?そうなるのはなぜ?回り将棋の点数は確率に見合っているの?できるだけ多くコマを振ることがナゾ解きへの鍵よ。回り将棋の達人を目指せ!

新聞や教科書

○ グラフ・コレクション

 1週間の新聞にグラフは何個使われているかしら。どんな種類のグラフがどんな記事に使われているのか調べてみて。項目を比較する、変化を見る、関係を調べる・・・どんな目的にどんなグラフが助けになるのか?違う種類のグラフを使ったらどうなるの?表ではダメなの?社会の教科書や資料集でも同じことができそうね。

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<理科>

○ 暑い夏を涼しく過ごす〜気温の違い

 いろいろな場所で一日の温度の変化を調べてみて。日なた・日かげ、土の地面・コンクリート・芝生、地表スレスレ・地上1m、南向きの部屋と北の部屋、カーテンを開けた部屋と閉めた部屋・・・。暑いのはどこ?温度の変化が激しいのは?地面に水をまいたらその上の空気の温度も本当に下がるのかしら?温度の変化の違いを知れば、暑い夏を涼しく過ごすコツがわかるかもね。

紙飛行機

○ 紙飛行機のナゾ

 いろいろな種類の紙飛行機を折ってみて。どんな種類のものが遠くまで飛ぶのか?飛んでいる時間が長いのはどれか?つばさの面積、飛んでいる時間、飛んだ距離、紙の種類、飛行機の重さ・・・いったいどんな関係があるのか(ないのか)?何度も飛ばしてナゾを解き明かすのよ。よく飛ぶオリジナル紙飛行機を作り出して!

○ セミの抜けガラは語る

 何日か早起きしてセミの抜けガラを集めてみよう。抜けガラがたくさん見つかるのはどんな木や草?地上何センチくらいに多いの?前の日の夜から朝にかけての天気や温度が違うと多かったり、少なかったりするの?セミの種類によって違うのかしら?・・・近所の公園など決まった場所で、ほかのだれよりも先に抜けガラを集めるのが成功への鍵よ。早起きは三文の得!

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<体育>

○ 目指せ!リフティング名人への道

リフティング

 なが〜い夏休みは、サッカーのリフティング名人になる絶好のチャンスよ。毎日練習して、友達やコーチをアッと言わせてみて。リフティングの回数を毎日記録して、その日の最高・最低・平均回数を表やグラフにまとめると、練習の成果が一目瞭(りょう)然。上達ぶりが目に見えれば練習も続くはず。夏休みの初めと終わりでどれだけ上達できるかしら。未来の日本代表入りを目指してガンバレ!なわ跳びでやってみても面白そうね。

○ 運動グツの秘密

 スニーカー、サンダル、長グツ・・・一番速く走れるのはどれかしら?戦前の陸上競技ではタビが活やくしたらしいから、今だって意外にいけるかも。走りやすさ・走りにくさの理由は?グラウンドと芝生の上、砂浜で結果は同じかしら。クツをはきかえて、何度も50m走のタイムを計ってみて。ケガをしないように気をつけるのよ。速く走れるクツを作るとしたら、どんなことに気をつければいいのかな。速く走れる、キミだけのオリジナル運動グツを設計してみて。

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