西内 啓 氏(「統計学が最強の学問である」著者)


 統計学が出来たら何ができるのでしょう?答えは「データがある限り何でも」です。
 例えばみなさんの多くは将来大学に行って色んな学問を勉強することになるかと思いますが、心理学でも医学でも生物学でも教育学でも物理学でも、自分の考えたことを実証しようとすると統計学を使う必要がでてきます。ちなみに立派な学者の中にも若い頃統計学をあまり勉強していなかったせいで苦労している人が少なからずいます。
 そしてみなさんが会社で働くようになったとして、新商品を企画する時にも、広告を作る時にも、会社の中での人の配置を決める時にも、統計学を使えばより有利な選択がとりやすくなります。もっと言えば仕事だけでなく、病気になって治療を受ける時も、選挙で政治家に投票する時も、人の言うことに惑わされず「自分にとって本当に正しい選択は」という答えを教えてくれるのが統計学です。
 データがなければ統計学は無力ですが、政府の人たちは何十年も頑張って立派なデータを揃えてくれています。このデータの使い方を身に着けて、ぜひ悪い大人に騙されない、賢い人になって下さい。


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