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はかせ 統計データについて「分からないこと」や「質問」があればどんどん聞いてね!博士が答えてくれるよ! 必ずメールアドレスと名前を入れるのを忘れないでね

 
右の青いメールアドレスに送ってね!> stat_kids@soumu.go.jp
 よくある質問は、ここのページで見ることもできるようになり
ます。質問がいっぱいきたら博士がまとめて見られるようにする
からまっててね!
   
 
用語集  
 
・パーセント
 パーセント(%)とは、ある統計データが全体に占
める割合を表す単位の一つです。全体を100として、
その割合を表しますので、百分率ともいいます。
 例えば、総人口が1億人で、そのうち65歳以上人口
が2千万人であれば、65歳以上人口の割合は、パーセ
ント(%)で表すと、
 2千万人÷1億人×100=20 
すなわち、20%となります。
・構成比(こうせいひ)
 構成比とは、ある統計データが全体に占める割合の
ことをいいます。
 例えば、総人口が1億人で、そのうち65歳以上人口
が2千万人であれば、65歳以上人口の構成比は、
 2千万人÷1億人=0.2 
これをパーセント(%)に換算すると、
 0.2×100=20 
すなわち、20%となります。構成比は、通常、パーセ
ント(%)で表します。
・ポイント差
 ポイント差とは、パーセント(%)で表された2つ
のデータの差をいいます。
 例えば、完全失業率(かんぜんしつぎょうりつ)が
4.1%(平成10年平均)から4.7%(11年平均)に上昇
した場合には、「平成11年平均の完全失業率は、前年
平均に比べ0.6ポイント上昇した」などといいます。
・平均値(へいきんち)
 平均値とは、いくつかの統計データの総和を、それ
らのデータの個数で割った値です。この平均は、「算
術平均」(さんじゅつへいきん)ともいいます。
 例えば、テストを5回受けて、成績が82、85、93、
77、88点であった場合に、テストの平均値は、
(82点+85点+93点+77点+88点)÷5回=85点となります。
 平均値は最も多く利用される指標の一つです。その
理由は、わかりやすく、計算が正確にできるなどの長
所があるためです。しかし、統計データの中に極端に
大きい数値や小さい数値があると、平均値は、その数
値に大きく影響を受けるという短所があります。
 例えば、5人のお小遣いを調べたところ、
1,000円、1,200円、1,300円、1,000円、10,000円であ
った場合に、お小遣いの平均値は、
(1,000円+1,200円+1,300円+1,000円+10,000円)÷5人
=2,900円/人となり、ほとんどの人が1,000円程度で
あるにもかかわらず、10,000円の人が1人いたために
平均が2,900円と高くなります。
・最頻値(さいひんち)
 最頻値とは、ある統計データについて、度数分布
(どすうぶんぷ)をとった場合に、最も度数の多い値
です。「モード」ともいいます。 
 例えば、5人のお小遣いを調べたところ、
1,000円、1,200円、1,300円、1,000円、10,000円であ
った場合に、お小遣いの最頻値は、2人がもらってい
る1,000円となります。
 最頻値は、既製服(きせいふく)のサイズを決める
場合、すなわち、なるべく多くの人に合うようなサイ
ズを決める場合などに用いられます。
・中位数(ちゅういすう)
 中位数とは、ある統計データを大きさの順番に並べ
たときに、ちょうど真中の順番となる値です。「メデ
ィアン」ともいいます。
 例えば、5人のお小遣いを調べたところ、
1,000円、1,200円、1,300円、1,000円、10,000円であ
った場合に、お小遣いの中位数は、5人のお小遣いを
多い順に並べて真中にあたる3人目の1,200円となり
ます。
・平均年齢(へいきんねんれい)
 平均年齢とは、人口の年齢構成の特徴を表す指標の
一つです。その計算方法は、各年齢ごとにそれぞれの
年齢の人口を乗じ、その総和を求めた上で、総人口で
割って平均年齢を算出します。さらに、その算出され
た値に0.5を加えることがあります。
 例えば、家族の年齢が、父38歳、母38歳、姉14歳、
妹10歳である場合には、家族の平均年齢は、
 (38歳×2人+14歳×1人+10歳×1人)÷4人+0.5=
  25.5歳
となります。
 なお,0.5を加える理由は、例えば、同じ20歳でも
20歳1か月の人や20歳11か月の人がいるので、20歳の
人を単に20歳として計算すると、実際の平均年齢より
低くなってしまうためです。したがって、月を計算に
入れない場合には、算出された結果に0.5歳を加える
ことがあります。
・平均余命(へいきんよめい)
 平均余命とは、ある年齢の人が、その後生きるであ
ろうと期待される平均年数のことをいいます。この平
均余命は、男女別にみた年齢別死亡率が今後も変わら
ないと仮定して算出されています。
 0歳の人の平均余命を平均寿命といいます。(平均
寿命参照)
・平均寿命(へいきんじゅみょう)
 0歳の人が、その後生きるであろうと期待される平
均年数のことをいいます。すなわち、0歳の人の平均
余命です。(平均余命参照)
・増減数(ぞうげんすう)と増減率(ぞうげんりつ)
 増減数とは、同じ属性(ぞくせい)の統計データに
ついて、ある期間における数値の差を表したもので、
次の式で計算します。
 増減数=ある時期のデータ−その前の時期のデータ
 増減率とは、増減数を率で表したもので、通常、%
を用い、次の式で計算します。
 増減率=増減数÷前の時期のデータ×100
 例えば、平成7年から12年までの人口の増減をみる
と、平成7年国勢調査(こくせいちょうさ)の人口が
1億2557万人、平成12年国勢調査の人口が1億2692万
人ですから、 
 増減数は、1億2692万人−1億2557万人 =135万人 
 増減率は、135万人 ÷1億2557万人×100=1.1(%)
となります。
・アクチュアル方式とユージュアル方式
 アクチュアル方式(actual)とは、どのくらいの人が
働いている(就業している)か、働いていない(就業
していない)のかを調査する場合に、特定の調査期間
に「少しでも収入になる仕事」をしたかどうかで判断
する方式のことをいいます。例えば、労働力調査(ろ
うどうりょくちょうさ)では月末の1週間に働いたか
どうかで判断します。
 この方式では、働いているか、働いていないかの判
断が明確だという長所があります。また、多くの先進
国がこの方式を採用しているため、国際比較が容易に
できます。
 我が国の代表的なアクチュアル方式の調査には、国
勢調査や労働力調査などがあります。
 一方、ユージュアル方式(usual)とは、どのくらい
の人が働いているか、働いていないかを調査する場合
に、ふだんの状態で調査する方式のことをいいます。 
 この方式では、不規則な就業や季節的な就業に影響
されない、また、突発的な就業が含まれないなど、ふ
だんの状態を正確にとらえられるなどの長所がありま
す。しかし、定義に明確さを欠くとか、国際比較の上
で不便であるなどの欠点もあります。
 我が国の代表的なユージュアル方式の調査には、就
業構造基本調査(しゅうぎょうこうぞうきほんちょう
さ)などがあります。 
・全数調査(ぜんすうちょうさ)と抽出調査(ちゅうしゅつちょうさ)
 全数調査とは、すべての人や物などを調査する方法
をいいます。全数調査 は、「センサス」とか「悉皆
(しっかい)調査」ともいいます。
 例えば、クラスに右利きの人が何人いるかを調査す
る場合に、全員を調査する方法です。全数調査は、調
査した結果が正確であるという長所がありますが、日
本全体の人口を調査する場合など、調査する人や物な
どが多い場合には、調査が大変であるという欠点もあ
ります。
 我が国の代表的な全数調査には、国勢調査や事業所
・企業統計調査(じぎょうしょ・きぎょうとうけいち
ょうさ)などがあります。
 一方、抽出調査とは、すべての人や物を調査せず、
一部のみを調査する方法をいいます。抽出調査は、
「標本調査」とか「サンプル調査」ともいいます。
 例えば、日本には、右利きの人が何人いるかを調査
する場合に、日本にいる人の全員を調査せずに、無作
作為(むさくい)に、または一定の抽出方法により、
1000人のみを抽出して調査する方法です。
 ただし、抽出調査から得られた結果は、次のような
方法により全体から推定して利用する必要があります。
 日本に1億人いるとすれば、そのうち1000人のみを
調査したわけですから、得られた結果には、1億人と
1000人の比、すなわち、10万を乗して利用する必要が
あります。仮に、調査した1000人のうち,右利きの人
が900人いたとすれば、日本中にいる右利きの人は、
900人×10万で約9000万人と推定することができます。
・静態統計(せいたいとうけい)と動態統計(どうたいとうけい)
 静態統計とは、ある一時点における状態をとらえた
統計をいいます。例えば、「平成12年10月1日現在の
人口」は、静態統計になります。 
 我が国の代表的な静態統計には、国勢調査や事業所
・企業統計調査の結果などがあります。
 一方、動態統計とは、ある期間内における状態をと
らえた統計をいいます。例えば、「平成11年の1年間
に生まれた乳児数」は、動態統計になります。 
 我が国の代表的な動態統計には、人口動態調査(じ
んこうどうたいちょうさ)や生産動態統計調査(せい
さんどうたいとうけいちょうさ)の結果などがありま
す。
・指数(しすう)
 指数とは、ある統計データについて、100又は1を
基準とした数値で表し,時間的な変遷(へんせん)や
比率などをわかりやすくしたものをいいます。
 我が国の代表的な指数には、消費者物価指数(しょ
うひしゃぶっかしすう)がありますが、次の式により
算出します。
 消費者物価指数=
  ある時期の値÷基準の時期の値×100
 例えば、下表のように昭和60年を基準年とし、その
年の値段を100として、各年の値段を100に対する比で
表して比較すると、値段の上がっていく様子がわかり
やすくなります。
表
・名目値(めいもくち)と実質値(じっしつち)
 名目値とは、そのままの金額や値段などをいいます。
すなわち、ある時点における時価のことをいいます。
 例えば、平成12年の賃金(給料)が10万円であった
とすれば、平成12年の賃金の名目値(名目賃金)は10
万円ということになります。
 一方、実質値とは、2つの時点(基準時とある時点)
において、同一の物の金額や値段などを比較する場合
に、基準時からある時点までの物価上昇分を差し引い
た金額や値段などをいいます。
 例えば、基準時の平成12年の賃金が10万円、平成13
年の賃金が12万円、平成12年から13年までの1年間の
物価上昇率が10%であったとすれば、平成13年の賃金
の実質値(実質賃金)は、
 12万円−(10万円×1.1−10万円)=11万円
すなわち,12万円から物価上昇分1万円を差し引いた
11万円ということになります。
・合計特殊出生率(ごうけいとくしゅしゅっしょうりつ)  簡単にいえば、女性1人が一生の間に出生する平均の出生児数のことをいいます。
 おおざっぱにいいますと、女性1人が平均して2人ずつ出生すれば、つぎの世代に一組の夫婦となる2人分が確保されることになり、人口はほとんど変わりません。もし1人しか出生しなければ、つぎの世代に夫婦となる人口は半分になってしまい、人口が減ってきます。反対に4人出生すれば、つぎの世代は二組の夫婦が確保されたことになり、人口は増えていきます。
 日本の合計特殊出生率を年次別にみると、昭和45年で2.13、昭和55年で1.75、平成2年で1.54、平成12年で1.36と、年々減ってきています。合計特殊出生率は、少子化問題を考えるときに利用されます。