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統計Today No.58

政府統計は、いつでも、誰でも、手軽に利用できます
−e-Stat(政府統計の総合窓口)について−

総務省統計局統計情報システム課長 永島 勝利


政府統計は、情報の宝庫です

 今日、総務省統計局を始めとして政府諸機関が、国政上の必要からいろいろな統計を作成しています。これらを総称して「政府統計」といいますが、この政府統計は、人口、経済、産業、消費、教育、医療など、私たちの生活や企業の活動等に関わる幅広い分野に及んでいます。情報化社会といわれる昨今、世の中は様々な情報であふれていますが、正確性に疑問のあるデータも少なくないといわれます。そうした中にあって、政府統計、とりわけ基幹統計と呼ばれる重要統計は、高い品質を有しており、貴重な「情報の宝庫」といえます。


政府統計は、簡単に使えます

 こうした政府統計は、政治や行政が使うためのものと思われがちですが、実は、個人や企業の方が利用できるものです。しかも、いつでも、手軽に使えるのです。

 確かに一昔前までは、各府省が所管の統計をバラバラに提供しているので、どこにあるか分からないし、使いにくいなどの意見が数多くありました。しかし、今は違います。総務省統計局が中心となって開発した「e-Stat」こと、「政府統計の総合窓口」(http://www.e-stat.go.jp/)によって、各府省の統計を検索して、便利に利用できるのです。


e-Statの機能

 e-Stat(政府統計の総合窓口)は、統計データを一元的に利用できるポータルサイトで、平成20年4月から運用されています。今般、更なる利便性の向上を図って、25年1月4日に、リニューアルしました。この機会にe-Statの機能等について改めて御紹介します。

 主な機能は、統計データを「探す」、地図や図表で「見る」、調査項目を「調べる」の3つです。


 ≪「探す」〜ワンストップサービスの提供≫

 e-Statの最も基本的な機能で、必要な統計データを探すことができます。検索には、いくつかの方法があり、「主要な統計名からの検索」、「府省名からの検索」、「統計分野からの検索」などが用意されています。また、キーワードや調査の実施時期など複数の条件を組み合わせて探す機能も用意されています。

 以前は、所管の府省が分からないと統計データにたどりつけませんでしたが、この機能により、政府統計が、いつでも、誰でも、手軽に利用できるようになりました。


 図1 主要な統計名からの検索画面 〜全府省の統計が検索できる

主要な統計名からの検索画面


 ≪「見る」〜視覚を通じて新たな発見を≫

 統計データを地図などに表示して見ることができる機能です。数字で見てもよく分からないデータが、地図に表示すると、一目瞭然となり、直感的に理解できるようになります。統計のビジネスシーンでの活用等では、不可欠な機能といえます。利用可能なデータは、人口、事業所・企業数、農業や福祉に関するデータなど多岐にわたっています。地域単位は、データによって変わってきますが、都道府県、市町村、小地域(町丁字)、1キロメートルメッシュ(1キロメートル四方の正方形状の区画)、500メートルメッシュ(500メートル四方の正方形状の区画)と様々です。


 図2 人口階級別に色分けした地図(東京23区)

人口階級別に色分けした地図

 図3 東京都心部における500メートルメッシュごとの事業所数

東京都心部における500メートルメッシュごとの事業所数


 ≪「調べる」〜より高度な利用のために≫

 統計調査で使われている産業分類、職業分類などの分類や市町村の名称・コード、調査項目などの関連事項について調べる機能です。また、調査票のサンプルを表示することもできます。


統計教育にも有用です〜統計学習サイト〜

 ここで、統計教育という、ちょっと別の切り口からのお話をさせていただきます。

 新学習指導要領(小学校、中学校は全面実施済み。高等学校は平成25年度の入学生から段階的に適用。)において、統計教育の重要性に鑑み、その充実が図られています。これを受けて、学校現場においても統計への関心が高まるなど、統計教育という面からも統計データに対するニーズが高まってきています。

 こうしたニーズに応えるため、総務省統計局では、「統計学習サイト」というコーナーを設けています。e-Statからもこのサイトへのリンクが張られていますので、簡単に使うことができます。(トップページにある「統計を知る・学ぶ」のボタンを押すとサイトに移行できます。)統計学習サイトには、「なるほど統計学園」、「How to統計」、「統計学習の指導のために(先生向け)」の3つのコンテンツがあります。

 「なるほど統計学園」は、小中学生向けのページで、「発見・気づき」、「納得」、「親しみ」をキーコンセプトに、楽しんだり、遊んだりしながら、子供たちが自然と統計リテラシー(統計データを使うための基本的な能力)を身に付けることができるように豊富なコンテンツが用意されています。


 図4 「なるほど統計学園」のTop画面

「なるほど統計学園」のTop画面

 図5 「なるほど統計学園」の各画面

「なるほど統計学園」の各画面

「なるほど統計学園」の各画面


 「How to統計」は、高校生向けのページで、統計調査の企画から集計までの流れを疑似体験できる「高校生が学ぶ“統計”講座」と統計が実際にどのように使われているかを学べる「統計データの使い方事例集」の2つのコーナーが用意されています。(このページは、25年3月に内容を更にリニューアルする予定です。)

 「統計学習の指導のために(先生向け)」は、先生などの指導者向けのページで、統計を実際の授業に取り入れる際の参考となるよう、授業モデルや補助教材などを提供しています。

 以上、いろいろと書きましたが、論より証拠。e-Statを実際に使ってみてください。


(平成25年1月4日)


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