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採用情報(一般職技術系(大卒程度))

先輩からのメッセージ

たくさんの人が支える統計・たくさんの人を支える統計

統計局統計調査部消費統計課物価統計室物価解析第二係
藤澤   由貴子(平成20年度採用)
試験区分 物理

  私は、平成20年に「物理」区分で総務省に採用され、まもなく4年が経ちます。その間、出産・育児休業を経て、昨年の12月に職場復帰しました。私の御紹介する業務経験が、皆さんの進路を決定する上で参考になれば幸いです。

統計調査を支える仕事

  私は、入省して最初に労働力調査の標本設計に関わる業務を担当しました。「労働力調査」とは、「完全失業率」を始めとした就業及び不就業の状態を明らかにすることを目的とした統計調査です。労働力調査は日本全国を対象にして毎月調査を行っていますが、回答者の負担や費用等の制約から、実際には約4万世帯に回答を頂いています。このため、日本全国の縮図になるように調査対象を選び、それを日本人口に復元する、という作業を行います。この調査対象の選定方法を標本設計と呼びます。
  標本設計が正しくないと、ゆがんだ結果になってしまう可能性があるので、エクセルや統計ソフトを使った分析を行い、正しく復元されているかをチェックします。また、結果データの利用者に必要とされる数値を正確に算出できるように、標本設計を見直すべく試算を行います。
  こうした業務には、プログラミング力や統計学等の数理的知識があればもちろん良いですが、その他に労働力調査に対する意見や要望を把握するための努力が必要です。このために、実際にマスコミ等への公表業務を担当して労働力調査の多種多様な結果やその他の経済指標を常に頭に入れる必要があります。また、調査を行う都道府県に対する指導担当者、集計プログラミング担当者、集計を行っている独立行政法人統計センターの担当者とうまく連携を取っていくことも必要です。
  統計調査は企画されてから公表されるまでに、本当に多くの人が関わっています。その中で、私の担当した業務は、調査全体の流れを把握することができ、その流れを支える仕事をしていると実感できる、とてもやりがいのある業務でした。

統計業務は人を支える仕事

  私はそのほかに、就業構造基本調査の結果データの分析を行い、「女性が出産を経て就業状態がどのように変化するか」というテーマで、学会発表を行う機会を頂きました。
  女性が子育てをしながら、それぞれが必要とする就業形態で働く環境は、まだまだ整っていないのが現状です。こうした分析を行う中で、就業に困難を抱える方々が要望していることを様々な角度から数値化することで、国や社会がこのような状況を認識し、要望に応える方法を模索するきっかけになれば、という思いを強く持ちました。
  この分析は一例ですが、統計局は、社会で生きることに困難を抱える人々を助けることができる大きな可能性を秘めていると思っています。多くの人が関わることで一つの統計が作られ、それが困難を抱える人々の助けになりうる…。これからもこうした誇りと責任を持って、一つ一つの仕事に取り組みたいと思っています。

たくさんの人に支えられて

  現在は、出産・育児休業を経て、「消費者物価指数」の作成業務に従事しています。優秀な先輩や同僚に助けられながら、新しい仕事を懸命に覚える毎日です。また、統計局は女性も多く、働きやすい環境です。仕事と育児の両立についても、周囲の育児経験者にも励まされ、非常に心強く思っています。前述の就業構造基本調査の分析経験からも、育児と仕事の両方に充実感を持って取り組むことができることは、とても幸せなことだと思っています。皆さんと一緒に楽しくお仕事ができる日を楽しみにしています。




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