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ゼミナール編(1) 〜データ利活用の進め方

2時限目 データ利活用演習

演習C データの分析・考察

「自都道府県の30歳代有配偶女性の労働力率低下の要因分析」
(滋賀県実践例の分析結果を使用)

最後は、1時限目「データ利活用の進め方」で紹介した滋賀県の実践例を利用します。
まずは、滋賀県の事例をPPDACサイクルで簡単に振り返ってみましょう。

  • P(問題)M字カーブを底上げするために必要な要因は何か?
  • P(計画)考えうる要因を出し、データ収集の難易度も考慮のうえ要因を分類・整理
  • D(データ)Pであがった要因の47都道府県データを収集・整理
  • A(分析)47都道府県データを使い分析を行い、要因を絞り込み、各要因の影響度を比較
  • C(結論)30歳代有配偶女性労働力率に影響を与えるプラス要因、マイナス要因が判明
    滋賀県は最も平均的な県であり、顕著な要因が認められない状況と推測
    保育所定員比率、三世代同居割合、女性正規雇用者割合の高さがプラスに働く

滋賀県で作成した47都道府県の重回帰分析モデルによる各要因の影響度のグラフを今回の演習課題用に改変したものを使い、自地域について考察してください。

【考察】自都道府県のデータを見る

このグラフを見て、自都道府県についてデータを読み取り、チェックシートに基づき、 分析結果を記入し、考察してください。

※グラフは、都道府県を30歳代有配偶女性労働力率の高い順に並べ替えています。

都道府県の重回帰モデルによる各変数の影響度(全国平均を0としている)

チェックシート

チェックシートのサンプル図
青文字は、記入例

「ゼミナール編 〜データ利活用の進め方」は、これで完了です。お疲れ様でした!

  • EBPM活用塾「キーワード編」で、
    基本用語の確認をしましょう。

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