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話題の数字
 
No.2
38.7%

「趣味としての読書」の行動者率

平成29年11月7日
 文化の日(11月3日)を挟んだ2週間は「読書週間」です。
 2016年の社会生活基本調査によると、「趣味としての読書」を行った人の割合(行動者率※1)は38.7%で、年齢階級別では10〜14歳が47.4%で最も高くなっています。
解説
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 「趣味としての読書」の行動者率を年齢階級別にみると、2016年は10〜14歳が47.4%と最も高くなっており、65歳以上が31.2%と最も低くなっています。
 前回調査(2011年)と比べると、49歳以下で低下している一方、50歳以上で上昇しています。また、各年の行動者率の最大値(10〜14歳)と最小値(65歳以上)の差は、2011年は25.3ポイントでしたが、2016年は16.2ポイントと、年齢階級による差が縮小しています。(図1)

 図書館の国民1人当たりの年間利用回数の推移をみると、2010年度までは増加傾向でしたが、2014年度は1.4回で、前回と比べ0.1回減と、初めての減少となりました。
 一方、児童(※2)1人当たりの年間利用回数の推移をみると、いずれの年度も国民1人当たりの年間利用回数の倍以上となっており、児童は図書館をより多く利用していることがうかがえます。(図2)

 近年ではインターネットの普及や携帯端末の発達に伴い、スマートフォン等で読める電子書籍を購入する人もいます。2016年のインターネットを利用した1世帯当たり1か月間の電子書籍の支出金額は43円で、前年と比べて8円増加しました。年齢階級別にみると、全ての年齢階級で増加しており、特に34歳以下の若い年代の増加が目立ちます。(図3)

 過ごしやすく何かと活動するのに適した秋は、読書以外にもスポーツや芸術など、いろいろな楽しみ方があります。皆さんも自分なりの秋を楽しんでみてはいかがでしょうか。
図1 年齢階級別「趣味としての読書」の行動者率
図2 図書の貸出業務の実施状況の推移(1人当たり年間利用回数)
図3 世帯主の年齢階級別インターネットを利用した1世帯当たり1か月間の電子書籍への支出(二人以上の世帯)
  • ※1 10歳以上人口に占める過去1年間(2015年10月20日〜2016年10月19日)に該当する種類の活動を行った人の割合(%)
  • ※2 学校基本調査(文部科学省)の小学校の児童数

出典:社会生活基本調査結果(総務省)データ

出典:社会教育調査結果(文部科学省)データ

出典:家計消費状況調査結果(総務省)データ

 

執筆担当

統計利用推進課統計情報戦略担当
橋・西田

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*本レポートの内容や意見は執筆者個人のものであり、必ずしも統計局の見解を示すものではありません。

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