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No.1
155,896円

訪日外国人1人当たり旅行支出

平成29年9月27日
 訪日外国人旅行者(訪日外客数)は、2016年に過去最高の2403万9千人となりました。一方、2016年の1人当たり旅行支出(※1)は155,896円で、前年に比べ1割以上減少しました。
解説
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 観光庁の「訪日外国人消費動向調査」によると、近年、1人当たり旅行支出は年々増加していましたが、2016年は、円高傾向であったことや中国政府による海外購入品に対する課税強化等もあり、前年に比べ11.5%の減少となっています。(図1)
 2016年の旅行支出について、費目別割合をみると、買物代が38.1%と最も高く、支出額の約4割を占めています。(図2)
 さらに、旅行中の買物代について、内訳ごとの購入率(※2)を国籍・地域別にみると、アジアの国々は、「化粧品・香水」、「医薬品・健康グッズ・トイレタリー」、「服(和服以外)・かばん・靴」でおおむね高くなっています。特に「化粧品・香水」における中国は、購入率だけでなく購入者単価(※3)の高さも目立ちます。一方、アジア以外の国々は、「和服(着物)・民芸品」、「マンガ・アニメ・キャラクター関連商品」、「書籍・絵葉書・CD・DVD」で購入率が高い傾向にあり、アジアからの旅行者は日本の美容やファッションに、アジア以外からの旅行者は日本の文化に関心があることが伺えます。(図3)

 政府は「明日の日本を支える観光ビジョン」(平成28年3月30日明日の日本を支える観光ビジョン構想会議決定)において、2020年に訪日外国人旅行消費額を8兆円にする目標を掲げており、今後も訪日外国人の消費動向が注目されます。
図1 1人当たり旅行支出の推移(2012年〜2016年)、図2 旅行支出の費目別割合(2016年)
図3 国籍・地域、費目別購入率及び購入者単価(2016年)
  • ※1 旅行中支出+パッケージツアー参加費の国内収入分
  • ※2 その費目を購入した人の割合
  • ※3 その費目を購入した人における当該費目の1人当たり平均支出

出典:訪日外国人消費動向調査(観光庁)データ

 

執筆担当

統計利用推進課統計情報戦略担当
橋・西田

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*本レポートの内容や意見は執筆者個人のものであり、必ずしも統計局の見解を示すものではありません。

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