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グラフ作戦大作戦3

わたしは通販会社のC事業部長。新規事業部だから、売上高は最下位でも、部員一人当たりの売上高はトップで生産性が高いのよ!課長の任務は、このことをグラフにすること!役員会で報告するのよ!

各事業部の年間売上高(単位:億円)棒グラフ

A事業部 前年度売上7.5億円 今年度売上8億円

B事業部 前年度売上8.3億円 今年度売上9.5億円

C事業部 前年度売上4億円  今年度売上5億円

各事業部の売上拡大と生産性向上のグラフを作成する

各事業部の売上高と社員数の表

A事業部 前年度売上7.5億円 前年度社員数35人 今年度売上8億円 今年度社員数45人

B事業部 前年度売上8.3億円 前年度社員数46人 今年度売上9.5億円 今年度社員数64人

C事業部 前年度売上4億円 前年度社員数17人 今年度売上5億円 今年度社員数20人

合計 前年度売上19.8億円 前年度社員数98人 今年度売上22.5億円 今年度社員数129人

一人当たりの売上 売上高÷2期平均社員数

計算してみたけどC事業部の一人当たりの売上高はダントツで、伸び率も高いぞ!1棒グラフ2円グラフどっちで作成しようかな?

通常、折れ線グラフは横軸を時間軸の変化に使うもの

各事業部の売上と生産性指数の折れ線グラフ(前年度100)

A事業部 売上高 120 生産性 95

B事業部 売上高 108 生産性 90

C事業部 売上高 130 生産性 120

うちが一番というのを表したかったのは分かるけどNGね!折れ線グラフの横軸は時間軸が普通だから、生産性が下がって見えるし、違う項目の指数を線でつないだから分かりにくいのよ!

上は増加、下は減少。見る人の先入観を利用しよう

各事業部と部員当たりの売上指数の棒グラフ(前年度100)

A事業部 部の売上 108 部員当たり売上 95

B事業部 部の売上 120 部員当たり売上 90

C事業部 部の売上 125 部員当たり売上 120

さすが課長ね!上手なグラフね!A、B事業部の一人当たりの売上低下を生産性の指数として負の方向で表して、右に行くほど無意識に未来をイメージするから、来年度の事業拡大も説得できるわ!

グラフの方向は見る人の心理にも影響を与えるんだね

指数を扱うグラフは時間軸で変化を見せたいときは折れ線グラフが適していて、2つの指数を比較して見せるなら棒グラフの方が適しているんだね。

部長は厳しいけどグラフの方向など見る人の習慣や先入観を大いに利用した方がグラフの効果が上がることも教えてもらって、グラフ作成が楽しかったよ!

今回の指数値は折れ線グラフより棒グラフの方が適切

主な数値の種類と適切なグラフ

棒グラフ 実数値済、構成比○、指数値済

折れ線グラフ 実数値○、構成比×、指数値○

円グラフ 実数値×、構成比済、指数値×

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