ここから本文です。
平成9年全国物価統計調査 調査店舗の抽出方法
平成9年全国物価統計調査は、平成9年商業統計調査(通商産業省)の商業準備調査名簿を用いて売場面積、産業分類及び業態により調査店舗の抽出を行った。
1 抽出単位
(1) 大規模店舗
第1次抽出単位を市町村、第2次抽出単位を店舗とした。
(2) 小規模店舗
第1次抽出単位を市町村、第2次抽出単位を調査地区、第3次抽出単位を店舗とした。
なお、商業統計調査で売場面積を調査していない店舗(ガソリンスタンドなど)を含む。
2 調査市町村の抽出
各都道府県内の市町村を、経済圏などによりブロックに分けた後、各ブロックの市町村を人口階級別に層化し、それぞれの層ごとに市町村を年間商品販売額(平成6年商業統計調査結果)の大きい順に配列し、市町村の人口階級により定めた抽出率により系統抽出した。
なお、人口10万以上の市については、すべての市を調査した。
3 調査地区の抽出(小規模店舗)
商業統計調査の調査区を組み合わせて地区を設定し、その中から市町村の人口階級ごとに定めた調査地区数を抽出した。
ア 人口10万以上の市
商業統計調査の各調査区を、立地環境を基に商業集積地、住宅地(住宅団地を含む。)及びその他(オフィス街、工業地、農漁山村など)に3区分した。
商業集積地及び住宅地に区分された調査区を、それぞれの区分ごとに調査区の番号順に、調査対象店舗が商業集積地は100店舗以上、住宅地は70店舗以上になるように組み合わせ、地区を設定した。
なお、立地環境がその他(オフィス街、工業地、農漁山村など)に区分された調査区は店舗数が少ないため調査対象には含めなかった。 イ 人口10万未満の市及び町村商業統計調査の調査区を調査区番号順に、調査対象店舗が70店舗以上になるように組み合わせて地区を設定し、設定した地区を設定順に配列し、市町村の人口階級ごとに定めた所定の調査地区数を系統抽出した。
イ 人口10万未満の市及び町村
商業統計調査の調査区を調査区番号順に、調査対象店舗が70店舗以上になるように組み合わせて地区を設定し、設定した地区を設定順に配列し、市町村の人口階級ごとに定めた所定の調査地区数を系統抽出した。
4 調査店舗の抽出
(1) 大規模店舗
産業分類(業態)及び業態により、次のように区分(以下「店舗区分」という。)し、市町村に所在するすべての店舗を調査した。
なお、次の区分にも該当しない店舗(調査品目を取り扱っていない店舗)は、調査対象外とした。
(2) 小規模店舗
各調査地区内の当該店舗を、産業分類及び業態により次のように区分し、店舗区分ごとに店舗を年間商品販売額(平成6年商業統計調査結果)の大きい順に配列し、40店舗を系統抽出した。
なお、店舗の存在する店舗区分については、必ず1店舗が抽出されるようにした。