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I 高齢者の人口
高齢者の総人口に占める割合は24.1%で過去最高
いわゆる「団塊の世代」が65歳に達し始め、65歳以上人口は3000万人超
65歳以上の高齢者人口(平成24年9月15日現在推計)は3074万人で、総人口に占める割合は24.1%となり、人口、割合共に過去最高となりました。これを前年(2972万人、23.3%)と比べると、102万人、0.8ポイント増と大きく増加しており、これは、いわゆる「団塊の世代」と呼ばれる方々のうち昭和22年生まれの方々が、新たに65歳に達したことによるものと考えられます。
男女別にみると、男性は1315万人(男性人口の21.2%)、女性は1759万人(女性人口の26.9%)と、女性が男性より444万人多くなっています。
年齢階級別にみると、70歳以上人口は2256万人(総人口の17.7%)で、前年に比べ70万人、0.6ポイント増、75歳以上人口は1517万人(同11.9%)で、48万人、0.4ポイント増、80歳以上人口は893万人(同7.0%)で、38万人、0.3ポイント増、85歳以上人口は430万人(同3.4%)で、24万人、0.2ポイント増となっています。
65歳以上人口は、昭和54年に1031万人と1000万人を超え、19年後の平成10年に2051万人と2000万人を超え、その14年後の24年に3074万人となり、初めて3000万人を超えました。うち75歳以上人口は、昭和62年に523万人と500万人を超え、15年後の平成14年に1004万人と1000万人を超え、その10年後の24年に1517万人となり、初めて1500万人を超えました。(表1、図1、表2)
◆「人口推計」の詳しい結果を御覧になりたい場合は、こちらを御参照ください。