ここから本文です。
III 高齢者の就業
65〜69歳の就業率は、男性が46.8%、女性が26.9%
平成22年の高齢者の就業者数は570万人で前年と比べ5万人の増加となっており、男性が349万人、女性が221万人となっています。
高齢者の就業率(高齢者人口に占める就業者の割合)をみると、男性が27.8%、女性が13.1%となっています。このうち、65〜69歳の就業率は、男性が46.8%、女性が26.9%となっており、男女ともに近年緩やかな上昇傾向がみられます。(図3)
高齢雇用者のうち「非正規の職員・従業員」は約5割
平成22年の高齢者のうち雇用されている者(以下「高齢雇用者」といいます。)は318万人となっています。雇用形態別にみると、「非正規の職員・従業員」は162万人と、高齢雇用者の50.9%(役員を除く高齢雇用者の68.9%)を占めています。 なお、非正規の職員・従業員の内訳をみると、「パート・アルバイト」が97万人、「契約社員・嘱託」が36万人などとなっており、「パート・アルバイト」が高齢雇用者の非正規の職員・従業員の約6割を占めています。(図4、図5)
◆「労働力調査」の詳しい結果を御覧になりたい場合は、こちらを御参照ください。