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II 高齢者の人口移動
東京都や大阪府などで高齢者は転出超過
都道府県別に平成22年の高齢者の転出超過数をみると、東京都が4,348人と最も多く、次いで大阪府(1,435人)、北海道(345人)、山口県(277人)など28都道府県で転出超過となっています。
一方、転入超過数をみると、千葉県が2,029人と最も多く、次いで埼玉県(1,993人)、神奈川県(1,268人)、茨城県(1,211人)など19県で転入超過となっています。(図2)
高齢者の都道府県間移動率は、男性は65〜69歳が最も高く、女性は80歳以上で高い傾向
平成22年の都道府県間移動者数(都道府県の境界を超えて住所を移した人数)を年齢3区分別にみると、65歳以上は9万5636人(都道府県間移動者の4.1%)となっています。
高齢者の都道府県間移動率(日本人の高齢者人口※に対する移動者の比率)を年齢5歳階級別にみると、85〜89歳が最も高くなっています。また、男女別にみると、男性は65〜69歳が最も高く、女性は80歳以上で高い傾向がみられます。(表3)
◆「住民基本台帳人口移動報告」の詳しい結果を御覧になりたい場合は、こちらを御参照ください。