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平成13年社会生活基本調査 用語の解説
3. 1日の生活時間に関する事項(生活時間編)(調査票A)
1日の行動を20種類に分類し,時間帯(15分単位)別の行動状況(同時に2種類以上の行動をした場合は,主なもの一つ)を調査した。
1.行動の種類
20種類の行動は大きく3区分にまとめられ,睡眠,食事など生理的に必要な活動を「1次活動」,仕事,家事など社会生活を営む上で義務的な性格の強い活動を「2次活動」,これら以外の各人が自由に使える時間における活動を「3次活動」とした。
20種類の行動とその3区分は,次のとおりである。
なお,各行動の内容例示については「生活行動の種類と内容例示」を参照されたい。
2.その日の行動の種類
生活時間の調査日の状況を,次の区分で調査した。
- 旅行(1泊2日以上)
- 行楽(半日以上の日帰り)
- 行事又は冠婚葬祭(半日以上の参加)
- 出張・研修等
- 療養
- 休みの日(休暇,休日等)
- その他の日(ふだんの日)
3.一緒にいた人
1日の行動に関し,時間帯(15分単位)別に一緒にいた人を,次の区分で調査した。
ここで「一緒にいた」とは,普通に会話ができる程度の距離にいる場合をいう。ただし,近くに知っている人が誰もいない場合や睡眠中は「一人で」としている。
- 一人で
- 家族
- 学校・職場の人
- その他の人
4.平均時間
行動の種類別平均時間は,一人1日当たりの平均行動時間数で,総平均と行動者平均,曜日別平均と週全体平均とがある。
総平均…… | 該当する種類の行動をしなかった人を含む全員についての平均。 |
行動者平均…… | 該当する種類の行動をした人のみについての平均。 |
曜日別平均…… | 調査の曜日ごとに平均値を算出したもの。 「平日」(月〜金曜日の平均値),「月曜日」〜「日曜日」がある。 |
週全体平均…… | 次の式により曜日別結果を加重平均したもの。 (平日平均×5+土曜日平均+日曜日平均)÷7 |
5.行動者数
調査日に当該行動をした人の数。
6.行動者率
行動者数÷属性別の人口×100(%)
4. 1年間の生活行動に関する事項(生活行動編)(調査票A)