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労働力調査 標本設計の解説
労働力調査は、毎月、全国の約4万世帯に居住する15歳以上の者約10万人を対象に実施している標本調査であり、毎月、就業者数や完全失業率などの基礎的な統計を提供しています。
労働力調査の標本設計は、結果精度を高めるため、国勢調査調査区を第1次抽出単位、住戸を第2次抽出単位とする層化2段抽出法によるほか、毎月2分の1の標本が交代する交代方式や、結果の集計には比推定方式などを用いています。
また、第1次抽出単位である国勢調査調査区は、5年ごとに最新の国勢調査の調査区に切り替えており、2023年5月から2020年国勢調査調査区への切替えを段階的に行います。
この資料は、現行の労働力調査の標本設計について解説したものであり、記述に当たってはできるだけ具体的かつ平易であるよう心掛けております。本資料をご活用いただくことにより、労働力調査に対する理解が深まるとともに、調査結果の利活用が一層進むこととなれば幸いです。