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まえがき
労働力調査は,毎月,全国の約4万世帯に居住する15歳以上の者約10万人を対象に実施している標本調査であり,毎月,就業者数や完全失業率などの基礎的な統計を提供している。 労働力調査の標本設計は,結果精度を高めるため,国勢調査調査区を第1次抽出単位,住戸を第2次抽出単位とする層化2段抽出法によるほか,毎月一部の標本が交代する交代方式や,結果の集計には比推定方式などを用いている。
また,第1次抽出単位である国勢調査調査区は,5年ごとに最新の国勢調査の調査区に切り替えており,平成20年5月から平成17年国勢調査調査区への切替えを段階的に行う予定である。
本書は,現行の労働力調査の標本設計について解説したものであり,記述に当たってはできるだけ具体的かつ平易であるよう心掛けた。本書によって,労働力調査に対する理解が一層深められることを期待するものである。
平成20年4月
目 次
1. 調査の範囲(母集団)
2. 抽出単位
3. 標本抽出方法
4. 抽出枠
5. 抽出率
6. 標本の大きさ
7. 標本の交代方式
8. 自衛隊営舎内(艦船内)居住者及び刑務所等の矯正施設収容者
9. 推定方法
10. 実績精度の測定方法