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サービス産業動向調査の概要

調査の目的

 近年、我が国の経済社会は、経済のサービス化が進展するなど、大きく変化しており、サービス産業の割合は、GDPベース、就業者ベースで共に約7割を占めるなど、その重要性は一層高まっています。
しかしながら、その全体像を把握するための統計の整備は十分な状況にはなく、サービス産業全体の生産・雇用等の動向の把握は政府の喫緊の課題となっていました。
 総務省統計局では、このような背景を踏まえ、GDPの四半期別速報(QE)を始めとする各種経済指標の精度向上等を目的として、月次統計調査である「サービス産業動向調査」を平成20年7月から実施しています。

調査の根拠法令

 この調査は、統計法(平成19年法律第53号)に基づく一般統計調査として実施します。

調査の対象及び抽出方法

 調査は、次に掲げる産業に属する企業等又は事業所を対象に行っています。
なお、中分類ごとに設けられている小分類「管理,補助的経済活動を行う事業所」に属する事業所を除きます。
 ※「企業」とは、事業活動を行う法人(外国の会社を除く。)及び個人経営の事業所をいう。また、「企業等」とは、企業と、国・地方公共団体が運営する公営企業等をいう。

日本標準産業分類(平成19年11月改定)

大分類

中分類

備考

G 情報通信業

37 通信業
38 放送業
39 情報サービス業
40 インターネット附随サービス業
41 映像・音声・文字情報制作業

H 運輸業,郵便業

42 鉄道業
43 道路旅客運送業
44 道路貨物運送業
45 水運業
46 航空運輸業
47 倉庫業
48 運輸に附帯するサービス業
49 郵便業(信書便事業を含む)

K 不動産業,物品賃貸業

68 不動産取引業
69 不動産賃貸業・管理業
70 物品賃貸業

L 学術研究,専門・技術サービス業

72 専門サービス業(他に分類されないもの)
73 広告業
74 技術サービス業(他に分類されないもの)

○中分類「71 学術・開発研究機関」、細分類「7282 純粋持株会社」を除く

M 宿泊業,飲食サービス業

75 宿泊業
76 飲食店
77 持ち帰り・配達飲食サービス業

N 生活関連サービス業,娯楽業

78 洗濯・理容・美容・浴場業
79 その他の生活関連サービス業
80 娯楽業

○小分類「792 家事サービス業」を除く

O 教育,学習支援業

82 その他の教育,学習支援業

○中分類「81 学校教育」を除く

P 医療,福祉

83 医療業
84 保健衛生
85 社会保険・社会福祉・介護事業

○小分類「841 保健所」、「851 社会保険事業団体」及び「852 福祉事務所」を除く

R サービス業(他に分類されないもの)

88 廃棄物処理業
89 自動車整備業
90 機械等修理業(別掲を除く)
91 職業紹介・労働者派遣業
92 その他の事業サービス業
95 その他のサービス業

○中分類「93 政治・経済・文化団体」,「94 宗教」,「96 外国公務」を除く

(1) 企業等
 ア 小分類「371固定電気通信業」、同「372移動電気通信業」、同「381公共放送業(有線放送業を除く)。」、中分類「42鉄道業」、同「46航空運輸業」又は同「49郵便業(信書便事業を含む)。」等の事業所の抽出による調査がなじまない産業に属する企業等を継続的に調査の対象としています。
 イ ア以外の産業に属し、資本金・出資金・基金(以下「資本金等」という。)が1億円以上の会社企業を、継続的に調査(悉皆)の対象としています。

(2) 事業所
  上記(1)ア以外の産業に属し、上記(1)ア又はイに該当する企業等に属さない事業所に対して、産業、事業従事者規模別層化抽出により標本抽出しています。 また、事業所を標本抽出する場合、一定規模以上の層を悉皆層(全数調査)としています。

調査の規模

(1) 企業等
 毎月実施する月次調査では、約13,000企業等を調査します。
 年1回実施する年次調査(拡大調査)では、「G 情報通信業」に属する企業等を除く約9,500企業等を調査します。

(2) 事業所
 毎月実施する月次調査では、約26,000事業所を調査します。
 年1回実施する年次調査(拡大調査)では、「G 情報通信業」に属する事業所を除く約67,000事業所を調査します。

月次調査及び拡大調査の調査対象数

調査対象

事業従事者規模

調査企業等数・調査事業所数

月次調査

企業等

約13,000

事業所

一定規模以上

約4,500

10人以上

約10,000

10人未満

約11,500

拡大調査 *1

企業等

約9,500

事業所

一定規模以上

約4,000

10人以上

約29,000

10人未満

約34,000

*1 「G 情報通信業」に属する企業等又は事業所については、拡大調査を行いません。

調査事項

 月次調査における調査開始1か月目は「1か月目用調査票」、2か月目以降は「月次調査票」、6月に実施する年次調査(拡大調査)は「拡大調査票」により、それぞれ次の事項を調査します。

(1) 企業等

 ア 1か月目用調査票

  • 事業従事者数及び内訳(調査月及び前月)
  • 月間売上高(収入額)及び事業活動別内訳(調査月及び前月)
  • 事業活動別需要の状況(調査月)

 イ 月次調査票

  • 事業従事者数及び内訳(調査月)
  • 月間売上高(収入額)及び事業活動別内訳(調査月)
  • 事業活動別需要の状況(調査月)

 ウ 拡大調査票(年1回)

  • 経営組織及び資本金等の額
  • 売上高(収入額)の計上期間
  • 年間売上高(収入額)等及び事業活動別都道府県別内訳
  • 事業活動別事業従事者数及び内訳

(2) 事業所

 ア 1か月目用調査票

  • 事業所の主な事業の種類
  • 事業従事者数及び内訳(調査月及び前月)
  • 月間売上高(収入額)(調査月及び前月)
  • 需要の状況(調査月)

 イ 月次調査票

  • 事業従事者数及び内訳(調査月)
  • 月間売上高(収入額)(調査月)
  • 需要の状況(調査月)

 ウ 拡大調査票(年1回)

  • 経営組織及び資本金等の額
  • 事業所の主な事業の種類
  • 売上高(収入額)の計上期間
  • 年間売上高(収入額)等
  • 事業従事者数及び内訳

調査の時期

調査の期日

 毎月実施する月次調査については、月を単位とする売上高は月間、事業従事者数は月末に最も近い営業日時点としています。
また、年1回6月に実施する年次調査(拡大調査)については、年を単位とする売上高は原則暦年、事業従事者数は6月末に最も近い営業日としています。

調査票の提出期限

 月次調査については、原則、調査月の翌月の20日とします。年次調査(拡大調査)については、原則、7月末日としています。

調査の方法

郵送調査

 原則として、調査票の配布・回収とも郵送で実施しています。
 ただし、調査票が未回収である事業従事者数10人未満の事業所については、調査員が調査事業所を直接訪問し、回収を行うことがあります。

※事業従事者数10人未満の事業所については、平成25年1月分の調査票は調査員が配布します。

オンライン調査

 調査する企業等又は事業所の希望により、オンラインでの調査票の配布及び回収を行っています。オンライン調査は、政府統計共同利用システムにより行っています。

結果の公表

 月次調査の調査結果は、公表時期を出来るだけ早めるために、翌々月下旬に速報として公表します。

 また、より精度の高い統計情報を提供するために、その後も引き続き調査を実施し、5か月後の下旬に確報として再公表します。

  • 速報:原則、調査対象とする月の翌々月の下旬に公表
  • 確報:原則、調査対象とする月の5か月後の下旬に公表

 年次調査(拡大調査)の調査結果は、調査実施年の12月下旬に「速報」、翌年の秋ごろに「確報」として公表する予定です。

業務の実施機関

 調査に係る業務のうち、

 調査の実施については、以下の業者に委託して実施します。

  • 「サービス産業動向調査実施事務局」
      (株)インテージリサーチ、(株)サーベイリサーチセンター

 調査結果の集計については、独立行政法人統計センターに委託して実施します。


 問い合わせ先

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