日本の統計の中核機関

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原口総務大臣のあいさつ要旨

 皆様、こんにちは。ご紹介いただきました、総務省の原口一博でございます。本日は、各界のリーダーの皆様におかれましては、ご多忙の中、この会議にご参加いただき、また、お一人お一人がボランティアという立場で国勢調査にご協力いただくことを、まずもってお礼申し上げたいと思います。本当にありがとうございます。

 今日の会議では国勢調査の準備状況を報告し、皆様と意見交換を行うことを目的としております。

原口大臣の名刺

 私たち新政権は、正に国民の一人一人が大切にされる、そういう社会を目指しております。わたくしの名刺には、左端に花が添えてあります。これは障がいを持った方が1枚1枚作っているもので、岡山で作られているのですが、この名刺を1枚配るとその施設に50円入ることになっています。

 なぜこういう話をするかというと、日本は世界の6分の1をつくる大きな国であります。しかし、一人一人の生活を見てみると、課題がないとは言えないと思います。例えば障がいを持った私たちの仲間は、月にどれくらいのお給与をもらっているのでしょう。

 スウェーデンでは、1200〜1300の福祉企業体がありますが、3万人の障がいを持っている人を雇用している会社があります。中には一般のスウェーデン人とほぼ同じ給与をもらう方々がいらっしゃいます。なぜそのようなことができるのかと聞いてみました。私は心理学が専門ですが、口も不自由で、手も足も不自由な方が人の悩みを聞いておられました。口が不自由でどうやってカウンセリングができるのかと思い、その方とお話をしてみました。その方は、目線の動きをコンピュータに読ませて、それを音に変えて、人の悩みを解決されていました。その方が、「できないことが問題なんじゃない、できることが大事なんだ。生まれて初めてお給与をもらったけれども、その中から税金を払った。税金を払うことは義務じゃない、権利なんだ。」とおっしゃっていました。

 鳩山首相が所信表明で述べました「チャレンジド」という言葉を、私たちは使っています。「しょうがい者」、これは漢字に直すと、「気に障る」の「障る」、「害悪」の「害」、とても後ろ向きで悲しい言葉です。私たちは「障がい者」という言葉をできるだけ使いたくない。「チャレンジド」という言葉、これは神様から生まれながらにして挑戦をする課題をもらった人たち、生まれたときに様々な課題に挑戦する人たち、この人たちを納税者に。これは、ジョン・F・ケネディの公約であります。

 国勢調査は、お一人お一人の生活の実態、正に国の姿を映し出す鏡であり、我が国の座標軸、政策の座標軸となるものです。今回、平成22年国勢調査の特徴は、人口減少社会を迎えての初めての調査となります。日本全体・地域コミュニティの未来図を描くためにも、正確で信頼できる統計が不可欠です。

 もともとこの統計をスタートさせた、1881年の「統計院設置の建議」というのがあります。私は佐賀の出身ですが、その当時の参議で、後に初代の太政官統計院長となりました大隈重信公は、こう述べています。

 「現在ノ国勢ヲ詳明セザレバ政府則チ施政ノ便ヲ失フ 過去施政ノ結果ヲ鑑照セザレバ政府其政策ノ利幣ヲ知ルニ由ナシ」

 つまり、不断の調査を通じて国民・国家の姿をしっかりと政策に活かす、認識をすることが一番大事だということです。

 この国勢調査の成功のカギは、国民の参加であり、そのためには、各界のご理解・ご支援が不可欠です。ここにおられる皆様は、それぞれの地域における、あるいは日本の各地におけるリーダーでいらっしゃいます。この国勢調査における意義を多くの皆様に共有していただいて、そして、国民参加の下で成功させたいと思います。

 結びになりますが、重ねてご協力を感謝申し上げ、国勢調査実施本部長としての皆様へのお礼と、そして開会のあいさつに代えたいと思います。本日は、誠にありがとうございます。


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